days of cinema, music and food

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"Iron Man" on Blu-ray Disc


購入後半年してからの鑑賞です。
この分だと、こんなペースなのかなぁ。
溜まっているBDも観なくっちゃ。


観直すのは昨年劇場で観て以来。
お、丁度1年経つのですか。
早いものです。
フィギュアも買ってしまったくらいにお気に入りの映画との再会は、楽しいものでした。


映画はやはり面白いのですが、やはりクライマクスが物足りなく感じるのは、アイアンマンがパワー全開の大活躍をしないからですね。
これは次回作でのお楽しみ、ということなのでしょう。
今度はミッキー・ロークが悪役だそうです。
どんな登場人物像を演じてくれるのか。
まぁ、何となく想像は付きそうではあります。


それにしても、この映画最大の功労者はトニー・スターク役のロバート・ダウニー・Jrですね。
彼の持つ軽さが、良い塩梅に映画にフットワークを与えています。
勿論、ジョン・ファヴローの演出も作品の格に合っているという意味で上出来ですが、ダウニー・Jrでなかったら、ここまでキャラが立つ映画になったかどうか。
軽薄で派手好き、茶目っ気と目立ちたがり屋が同居するガキっぽさを持ち合わせた中年社長なんて、彼以外に演じられるのかどうか、想像も付きません。
適度に軽くて適度にシリアスな、ダウニー・Jrの演技とファヴローの演出。
これが上手い具合に合わさった点で、幸福な共同作業だったと言えます。


さてBlu-rayとしての品質ですが、画質は特別高画質ではなくとも、十分。
最近の大作は、大当たりも少なければ、大外れも少ない気がしますね。
メジャー作品に関する限り、BD全般の質の向上と安定化は歓迎したいところ。
音量は台詞に合わせて上げるのですが、この作品は相当に上げてしまいました。
台詞のレヴェルが普通の映画よりも低いのかも。
その分、派手な効果音が楽しめますが、低域は量感こそ盛大でも、キレに乏しく感じました。
これはこちらの再生環境にもあるのかも知れません。