days of cinema, music and food

徒然なるままに、食い・映画などの情報を書いていきます。分館の映画レビュー専門ブログhttp://d.hatena.ne.jp/horkals/もあります。

久々ランチ@Ristorante Arti(リストランテ アルティ)


映画を見え終えたら、即鷺沼に直行。
グアム旅行帰りのうさ晴らしランチ以来の訪問です。
この日も美味しく大久保シェフ以下キッチン・スタッフの料理と、山下さんセレクションによる美味しいワインを頂きました。


コースは例によってお任せ。
2人で総額4万円弱でした。


いつものように、赤バラの浮いたスパークリング・ワインを頂きながらの前菜です。
圧岸産牡蠣とカボチャのグラティナート。

美味しい牡蠣が入ったとのことでしたので、生牡蠣が出てくるのかと思いきや、ちょっと驚き。
要はグラタンですが、牡蠣の身が中々食べられないくらいに大きくてびっくり。
中もほんのり温かで加熱し過ぎではないのが高ポイント。


前菜その2。
がちょうフォアグラとフレッシュポルチーニのソテーにあんぽ柿を添えて
熟成バルサミコとアニス風味の赤ワインソース。

一番上が表面がしっかり焼かれたがちょうのフォアグラ。
その下が生ポルチーニの傘の部分。
一番下があんぽ柿です。
和伊折衷の料理のようですが、赤ワインと合います。

こういうお店で美味しいワインを出されると、自宅でも同じのを飲みたくなりますが、中々合う料理って難しいんですよね。
まだまだ鍛錬が足りないようです。


前菜その3.
豚足”ザンポーネ”のボリート クロタンシャンヴィニョール添え
ちじみホウレン草とトマトコンフィのサラダ仕立て


豚足の中には、豚耳とかの肉が詰められています。
その上にはチーズが。
下にはホウレン草とトマトのコンフィが。
もちもちした豚足と、さわやかなサラダの組み合わせが絶妙です。
輪切りにする前の様子が、お店のblogにありました。


パスタその1。
白子、ズワイガニ、赤葱のスパゲッティ。


白子のパスタは初めてかも。
ねっとりした塊が豪快に入り、しかし味は繊細。
ワインのボトルは生産者のサイン入りです。
お店の公式サイトから公式blogへのリンクがありますが、先日その方がいらっしゃった記事を読みました。
とても飲みやすくて美味しかったです(出されたお酒は全て美味しかったのは当然ですが)。


パスタその2。
蝦夷アワビのタリアテッレ 肝と菜ノ花のエスプーマ。


アワビも美味しいのですが、生パスタ自体も玉子の味が濃くて美味しい。
スプーンにある白いものは、肝の煮汁があわ立ったもの。
一口で頂きましょう!


メインの肉。
旭川蝦夷鹿のロースト モリーユ茸のソース


フルボディの赤ワインと、どっしり豪快に厚切りにされた鹿肉の取り合わせが美味しい。
赤ワインベースのソースも美味しいです。
お皿の写真左にあるのはチンゲン菜。
仏中折衷の料理といったところでしょうか。


まだ入りそうだったので、チーズ盛り合わせとデザートワインをお願いしました。


お皿右下にあるハチミツはオレンジ入り。
チーズに付けて美味しく頂きました。


ドルチェ。
自家製モンテビアンコ。

モンブランですね。
実はチョコケーキの上にアイスが乗っていて、一番上に栗クリームが乗っかっているんです。
驚きは最後まで途切れませんでした。


締めはエスプレッソとプティフール(イタリア語では何て言うのやら)。


お仕舞いの方にはIVOさんもご挨拶に来て下さいました。
経理でお忙しいとのこと。
山下さんとIVOさんのワインセレクションは、山下さんに言われて違いが分かりましたが(←鈍感)、どちらも美味しいので甲乙付けられませんね。
今日は山下さんに「身構えていました」と言われましたが、光栄なことです。
お陰さまで最後まで楽しく美味しく頂けました。
ご馳走様でした。