days of cinema, music and food

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The Avatar on Xbox Live...


いよいよ今週末18日に公開が迫ったジェームズ・キャメロンの期待の大作『アバター』。
…といっても、本国北米での話。
日本では完成遅延の影響もあってか、先月になって急遽23日からの公開に延期となりました。
先週からXbox Live上でも予告編がダウンロードして見られるようになりました(写真)。
8月にはストリーミングでティーザーが観られましたが、こちらはHDのダウンロードです。
多少画質が落ちるとは言え、それでも家庭でリラックスしながらテレビ画面で最新映画の予告編が観られるなんて、隔世の感があります。

そしてこの映画最大の売りは3D映画。
昨年くらいから公開本数が増えてきた3D映画ですが、これは決定版と期待も大きい。
映画業界では、これの成功のいかんによって今後の3D興行を占うとまで言われているようです。


そして来年発売予定の『アバター THE GAME』も、Xbox 360版は3D対応です。

アバター THE GAME - Xbox360

アバター THE GAME - Xbox360

ロゴも含めてジャケットデザインが安っぽいのが難点ですが。
このロゴも映画と同じデザインですから仕方ないのでしょうけれども、そもそも邦題のロゴデザイン自体の出来が良くないですね。


さて恐らくこの映画、将来発売されるであろうBlu-ray Discは3D対応になるのでしょうけれども、さてその環境を揃えられる一般家庭はどれだけあるものやら。
対応プラズマディスプレイと対応BDプレイヤーがないといけませんし、恐らくそのどちらも高価なものでしょう。
確かに3D映画は素晴らしいと思いますが、リラックスして観るのが普通の家庭ではそぐわない気もします。
ソフトの品揃えとハードの価格、それに快適さ次第でしょうね。


恐らくソフトは放送波よりもBD中心になるでしょう。
しかし現時点でのBD市場は、DVD-VIDEOのそれに比べて全然まだまだ。
家庭での3Dは現状では頓挫する可能性が高いのではないでしょうか。
一方、気持ちとしては売れてもらいたいというのもあります。
映画の世界にさらに没入出来る環境が自宅にあるというのは、有難いことですからね。
それでも私自身が3D環境を構築出来る可能性が低いというのもあって、庶民には高嶺の花になってしまいそう。
この不況の世の中、そうそう高価なAVシステムに投資出来る人も少ないでしょうし。