days of cinema, music and food

徒然なるままに、食い・映画などの情報を書いていきます。分館の映画レビュー専門ブログhttp://d.hatena.ne.jp/horkals/もあります。

ボストン美術館展@森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ)



例年、基本的にゴールデンウィークは働く妻ですが、この日は1日ぐらいのんびりしたいとのことでしたので、夕方まで娘を保育園に預けることにしました。
3年前の8月に本物のボストン美術館を見ていますが、今回は80点程の絵画が来日するというので観に行って来ました。
土曜朝、10時開館とほぼ同時に到着したのですが、既に人が大勢。
それでも人ごみで絵が見られないということはなく、割とマイペースで観られました。


今回の売りは、レンブラントの全身肖像画3点とゴッホ最晩年の1点のようです。
レンブラントなど3点しかないにも関わらず売りになるのだから、さすがに人気画家だけのことはありますね。
私も好きです。
しかし今回感銘を受けたのはマネやモネ(今回は11点も!)に代表される印象派でした。
元々SF好きというのもあって、シュールレアリスムフランドル派といった、強烈な印象を残る絵が好きだったのですが、加えて近年は印象派も好きになって来ました。
色々と観て分かって来るようになったのか、あるいは滋味深い絵も好きになれるようになったのか。
若いときは分かりやすい白ワインばかり飲むのが、段々と熟成した赤ワインを好むようになって来るのに近いのかも知れません。
まぁ料理や酒も年齢と共に嗜好が変わってきますから。
それとミレーの『馬鈴薯植え』や、結構な数の風景画も見ていて心安らぎますね。


6月20日までとのことですので、ご興味ある方は是非どうぞ。