days of cinema, music and food

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FE206Enが元気過ぎ?


納品直後はまるで低域が鳴らなかったスピーカ・ユニット、Fostex FE206En。
それから3ヶ月近く経った最近はというと…はい、鳴り過ぎるくらいに鳴っています。


当初はまるで低域が出ず、映画Bl-ray Discは迫力不足、音楽CDもスカスカでした。
そこでBD/DVD/CDプレイヤーBDP-LX91のマルチチャンネル出力の低域をマキシマムに設定していたのですが、それでもまるで鳴らず。
こりゃ暫くは根気がいるなと思っていたら、徐々に鳴るようになってきました。
良い感じになりつつあるな…でも少々低域が出過ぎかと思っていたら、先日のアークス)白須さんのVSX-819Hインストール時に低域が絞られました。


それから1週間。
音楽CD再生の際には、明らかに低域が強過ぎと感じるようになってきました。
FE206Enが1週間経って、さらに鳴っているのか?
毎晩何らかの音楽を聴いているから、ユニットが元気に鳴ってきたのか??
マスコット除電器のお陰???
それともずぼらな私が、単に今まで気付かなかっただけ????
まぁ最後のも十分あり得そうですが、ともあれ、また低域を絞ることになりました。


システム自体は依然好調です。
スピーカ・ユニットが優秀なだけではなく、その他の機器本来の性能を、サンダーロンフェルトやマスコット除電器が引き出しているのもあるのでしょう。
ツイータに使われているFE83Enは煌びやかな高域を出すだけではなく、指向性も強いようです。
前任者のスピーカS-LH5aはホーンツイータで、指向性が強いのが好みの私にぴったりでしたが、今のFE83Enのフォーカスもビシリ決まって気持ち良い。
それでいてユニットからの音離れも良く、システム全体が高域・低域共に艶があって解像度が高く、ノイズ感や歪みが少ない。
ノイズ感や歪みが少ないのに情報量が多いのですから、聴いていて気持ち良いのは当然です。
あれれ、またヴォリュームが上がってしまいました。
くわばら、くわばら。
深夜の再生時には自制しなくてはなりませんね。
特に部屋から漏れる低域にはね。


「歪みも音のうち」と書いたのは故長岡鉄男で、最後の連載原稿にあったとか(手持ちの朝日新聞追悼記事より)。
確かに歪みのある迫力ある音も魅力的ですし、それは否定しません。
が、今はこの澄んだ音が気持ち良いです。
今後暫くはこの路線で音を楽しみながら、変化に対応して調整していくことになりましょう。
私の場合は余り神経質にならずお気楽に楽しむ方なので、のんびりと変化を楽しむことにしましょうか。


うーん、やはりこうなると、以前にえびパンさんに教えてもらった汎用除電器にも興味が出て来ますね。
ま、先立つものがありませんが(^^;


FOSTEX フルレンジ FE206En

FOSTEX フルレンジ FE206En