days of cinema, music and food

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Fallout 3: Point Lookout


先日クリアした『Broken Steel』から立て続けに、『Fallout 3』のダウンロード・コンテンツ第4弾としてリリースされた『Point Lookout』を数日でクリアしました。
同コンテンツの実績も全解除です。


内容ですが、本編の舞台となるウェイストランドから出発するフェリー(トップ写真)乗船目前に、娘を探してほしいという母親の依頼を受けます。
まぁ受けなくてもフェリーに乗れますが、Point Lookoutなるニューイングランドと思しき土地に向かい、冒険をするという内容になっています。
Point Lookoutは広大な湿地帯で、『グーニーズ』に登場したスロースのような怪人や、こちらを見るや否や攻撃して来る地元住民らがおり、また怪しげな宗教にはまった人々もいる不気味な土地です。
娘探しだけではなく、屋敷に武装して立て篭もるグールの主人からの依頼、中国人スパイの陰謀暴きなど、クエストはメインもサブもバラエティに富んでいました。


Fallout 3DLCの中でも1、2を争う高評価、しかも難易度の高いということで身構えて開始しましたが、意外にもあっさりクリア。
既にレヴェルキャップの上限30まで行っていたのと、武器も超強いのをごろごろ持っていた為と思われます。
もっとも無傷で済んだかと言うと、さにあらず。
何回か死んでいます(^^;
まぁ強くなっていたので少々油断していたのもありますが、敵がかなり強いので、重装備かつレヴェルも30近くまで行かないと、かなり苦戦を強いられるのは間違いありません。
またこのゲーム恒例のフリーズも何回かありましたので、やはりこまめセーブは欠かさないよう、気を付けましょう。
それでも新たな武器や装備が手に入って楽しいし、他のDLCと違い、フェリーを使ってウェイストランドと何回も行き来出来るのが楽しい。
武器や装備もウェイストランドにある住居に持って行きたいですからね。


個性的な登場人物でも楽しませてくれるこのゲームですが、今回もいましたよ、可笑しい人が。
屋敷に立てこもっているグール(放射能でゾンビのような外見になった、しかし寿命は長くなった人間)の老人デズモンドが、いちいち悪口雑言で笑ってしまいました。
性格も口も非常に悪く、行動動機も人間臭い。
彼もまた、印象に残る人物でした。


驚いたのは、とあるクエストでの善人である依頼人が、途中で死んでいたこと。
依頼の経過報告をしにその住処に戻ったら、周囲が危険な密輸業者が取り囲まれていて、中で依頼人が死んでいました。
どうやら密輸業者に殺されてしまったらしいのです。
遺言テープが残されていたのでクエストは難なく続行出来ましたし、弔いとばかりに密輸業者たちを返り討ちにしたものの、何とも悲しい思いをしました。
その人物の生死はランダムのようですが、殺伐とした世界観もまた、このゲームらしい。
こういうエモーショナルな体験はJRPGでは余り感じたことが無いので、やはり凄いものだと思います。
また、主人公がトンでもない細工をされてしまうのも笑ってしまいました。
もちろん、”お土産”は自宅に飾っておくことにしました。


まぁしかし、地元住民は奇形でも明らかに人間なのに、殺すと時にバラバラになるのは凄まじい。
DLCだから国内でも修正しなかったのかなぁ、でも奇形でない人間はバラバラになっていないので、わざとなのかも知れません。
別にバラバラ四散する様子を何が何でも観たい訳ではないけれども、オリジナルと同じ仕様で日本でも出してもらいたいですからね。
バラバラがオン/オフになる仕様だと良いのだと思います。


ダークでブラック・ユーモア溢れるホラー・テイストのDLCは、最後まで面白かったのでした。
いよいよプレイ時間は130時間を超えましたが、まだまだ遊べます。
DLC全部のメインクエストをクリアしてしまったので、収集系のサブクエストは気が向いたときにやりますか。
さてウェイストランドに戻って、探索していない土地や建物を調べ、新たなクエストに出会うとしましょうか。
フェリー乗り場では犬という新たな相棒も得ました。
風景も人心も荒廃した世界においても、新たな人物や冒険との出会いが待っている筈です。

  • Fallout 3 Point Lookout E3 2009 Trailer [HQ]



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