days of cinema, music and food

徒然なるままに、食い・映画などの情報を書いていきます。分館の映画レビュー専門ブログhttp://d.hatena.ne.jp/horkals/もあります。

バイリンガル・ベビーシッター・サーヴィス


保育園でも毎週1度、30分の英語の授業がある娘。
授業といっても御遊戯といった感じで、授業参観した限りでは皆かなりノリノリで楽しそうな遊びではありますが。
将来は英語と数学だけは勉強させたいとの妻の意向により、バイリンガル・ベビーシッターを頼むことになりました。
妻がネット検索をし、見付けたblogを辿って突き当たったのがbabysittersという会社です。
2歳になったばかりだと言うのに、今から教育ママ化していないかという私の疑問に対しては、そうではない、本当に英語が身に付くとは思っていない、但し英語には慣れさせたいのだ、とのこと。
それでは、まぁ、とOKを出しました。


以前はたまに妻と外出するときにシッター・サーヴィスを利用していましたが、不況の折りにそこが倒産してしまい、久々の利用となりました。
今回は単発ではなく、基本的に毎週金曜の夜2時間の利用を想定しています。
夕方から娘と同時にシッターをピックアップし、娘の相手をしてもらっている間に食事の準備やら、週末にやっていた家事やらを片付けてしまい、週末は少しでも楽しよう、という魂胆。
ついでに、あわよくば我々のヒドい発音も何とかなれば、という隠れ魂胆もありマス。
特に私などは会社の英会話教室に通っていたのが8年ほど前ですから、話すのも聞くのも相当にダメダメ化していますからね。


先日の日曜日に代表の河瀬さんと、シッターのNさんが来宅して面談。
私は外出していたので途中参加でしたが、人みしりの娘は既に妻に顔を埋めてしがみ付いています。
妻から引き剥がして私が抱っこすると、同様。
胸に顔を思いっきり埋め過ぎて、すーはーすーはー息苦しくなってしまいました(^^;
保育園の英語の先生はイギリス人男性。
生後2ヶ月で入園した娘は慣れるまでに半年以上は掛かっていたのではないでしょうか。
日本人とは違う顔つきに違和感を感じるのでしょう、怖いようです。
担当されるNさんは米日ハーフの女性で国籍はアメリカですが、外見は日本人とは全く違います。
実は日本語もペラペラ。
しかし娘は外見でブルブルしてしまったようです。
これがもう少し年齢が上にいくと、差別意識とかに繋がるのでしょう。


余りに娘が顔を埋めて怯えているので、妻と河瀬さんが打ち合わせ中に、私はテーブルを離れて居間で娘と遊び始めました。
するとNさんがするりとやって来て、うちにあった英語の絵本を読み始めます。
最初は怯えていた娘も徐々に慣れて来たようでした。
その間、妻は河瀬さんとビジネスの話などで盛り上がっていたようです。
2人が帰宅後、妻は上機嫌。
Nさんは気立ても良さそうな美人だし、英語の発音もとても綺麗。
良いシッターが見つかったと喜んでいました。


河瀬さんにも小さいお子さんがいるのに、保育園に入れない状態なのだとか。
翻訳業関連の会社を経営されているというので「自営業」扱いとなり、会社勤めの人よりも優先順位が下げられてしまいました。
私の娘が通っている保育園の姉妹園も、既に満員で入れなかったとか。
お子さんはいわゆる待機児童となってしまったのです。
お連れあいさんがイギリスの方というのもあり、安価で気軽に利用できるバイリンガルのベビーシッター・サーヴィスがあれば良いのになと思い、それならばと自分で事業を始めてしまったというのがパワフル。
企業家は行動力が違います。


因みに、実際には主婦なのに、知り合いに会社の在籍証明を作ってもらって子供を保育施設に預けたりしている親もいるのだとか。
そんな人達の為に、本当に困っている家庭が保育施設に入れないというのも、かなり問題です。


さて、初日の今日。
定時退社後に妻と一緒に保育園まで娘を迎えに行き、そのまま車で駅前までNさんを迎えに。
Nさんが車に乗って来ると、やはり娘は半べそ。
予想通りに数日間でリセットされたようです(^^;
「大丈夫かしら」とNさん。
帰宅後は予想通り親にべったりの娘でしたが、私が夕食の支度などしている間に妻とNさんと3人で絵本など読んでいたら、徐々に慣れて来た様子。
4人で夕食を取ったら少しは慣れたかな。
当たり前ですが、食事を出す場合は食べられないものを事前に確認をしておくのが良いです。
今回はトラブルもありませんでしたが、文化の違いもありますので。
娘はお気に入りのエリック・カール作の名作絵本『The Very Hungry Caterpillar(はらぺこあおむし)』を読んでもらったり、おもちゃで遊んでもらったりで、機嫌も良くなってきました。
Nさんは日本語でも英語でも、受け答えがかなりしっかりしているので、20代半ばくらいかと思いきや、実はまだ19歳*1で、今春に大学に入ったばかりだとか。
気転も効いてプロ気質がある方とお見受けしました。
以前にもシッター経験があるとのこと。
こんな方に担当になってもらって1時間1,750円と安価(入会費別)なのですから、こちらとしては相当に助かりそうです。
もっとも、また1週間したら、娘もまたリセットされそう。
Nさんに慣れるまで何ヶ月も掛かるかも知れませんが、気長にやりましょうか。
色々な人と触れ合うのも、本人にとって良い経験となる筈ですから。


尚、河瀬さんのTwitterによると、田園都市沿線在住のバイリンガル・ベビーシッターの求人があるようですよ。
育児関連のニュースや情報を流してくれるので、Twitterをしている方はフォローしてみては如何でしょうか(下記参照)。

*1:12月生まれでこのときは18歳でした