days of cinema, music and food

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青森県南部小旅行記(4)


続きです。


市場関係を見て周り、帰宅して昼寝。
寝汗だらだら、あぢあぢです。
目覚めてからは、家で飼っている山羊を見せてもらうことになりました。
無論、娘は絵本でしか見たことがありません。
家から100メートルくらいの道端で、首縄をつないで雑草を食べさせています。
「やぎちゃんねぇ」と、言う娘。
道路から1メートル以上下がった畑沿いにいたのですが、1人で勝手に下りていこうとするので、引き止める私たち。
かなり興味津々の様子でした。


相変わらず娘は広大な平屋の中で猫のミルクちゃんを追い駆け回していました(^^;


少し涼しくなりそうかというときに、叔父・叔母夫妻の案内でみろくの滝まで案内してもらうことになりました。
私は何度か訪れていますが、妻子は初めて。
道中、田子町に新しく出来た道路沿いに、とある農家が飼っている山羊親子が放し飼いにされているということなので、それも見て行くことになりました。
緑の草むらで白い何かがガサゴソ、ガサゴソ。
田子は田舎だとは思っていましたが、山羊の放し飼いまでしているとは…
子山羊は完全な放し飼い。
それを娘が追い駆けると…

繋がれている母山羊の元に行きました。

なるほど、これで逃げない、という訳ですね。


車内でおしゃべりなどしながら30分くらいで到着したのが、みろくの滝です。
滝への山道もいつの間にか舗装されてしまい、叔父曰く「秘境っぽくなくなって、つまんなくなったねぇ」。
小学生の時分、ミズカマキリゲンゴロウなどの水棲昆虫が、祖父母宅近所の水場にいましたが、やがて姿を消してしまいました。
徐々にではありますが、地方でも自然が少しずつ消えて行っているのです。


しかし車から降りて森に入ると、あぁ、涼しい!
青森に来て初めて涼しいと思いました。
滝の近くだと尚更。
夕方になったというのもあって、快適、快適。

しかし目の前の巨大な岩場と、そこを静々と流れる滝は目に入らず、目の前の石で出来た椅子を見て、「ぶたしゃんっ!」と叫んでよじ登る娘(^^;



娘は自然に近い状態の水場は初めてなので、かなり楽しかった様子。
滝に気付くと「あっち!」と上のほうを指差していました。
そうですか、登る気満々ですか…
でもそれはちょっと危険です…
叔父・叔母が葉っぱで舟を作ってくれて流したりで、水場で楽しく遊べたようです。
流された小船の行方が相当気になったようで、少々手が掛かりましたが…
ともあれ、こういう体験は子供にとっても大人にとっても貴重なものだ、と思いました。


さ、夕方になったので帰宅しましょう。


帰宅したら、10年近く前に新たに叔父・甥で作った離れ兼倉庫内にて、バーベキューをしてくれました。
中々豪快でしょう?





祖父母も楽しそうでした。
2歳そこそこの子供がこの家に来たのは、もう20年近くぶりだったので、皆楽しかったそうです。
その意味でも娘を連れて来て、本当に良かったです。
そんな大人の事情を知らずに、就寝前にはやはり「みるくしゃんは?」と捜索&ちょっかいを出す娘でした。