days of cinema, music and food

徒然なるままに、食い・映画などの情報を書いていきます。分館の映画レビュー専門ブログhttp://d.hatena.ne.jp/horkals/もあります。

想起:青森小旅行を改めて振り返って


この文章を書いているのは既に9月23日なのですが、昨晩ようやっと旅行・行事など諸々について、リアルタイムで書いていた9月13・14日までの空白部分を書き終えました。
そこで改めて「青森県南部小旅行記(5)〜まとめ」を読み返してみて、補足をしてみます。


向こうに行って改めて思うのは、流れる時間の違いです。
無論、こちらは旅行なのでのんびりしているというのはありますが、それでも都会と田舎との違いなのか、それとも先の文章に書いたように、企業勤め人と農業人の違いなのか、体感速度がかなり違います。
特に後者の違いは大きいのではないでしょうか。
毎日が時間刻みのスケジュールをこなしていくこちらに対し、天候や季節という、大きな単位にスケジュールが左右されるあちらとは、そもそも時間の概念が違うのではないか、と改めて思ってしまいました。
我が家の共働き且つ子育てを行っている家のいささか慌しい毎日とでは、余計に違いを感じてしまいます。
無論、農家でも目先のトラブル発生は日常茶飯事なのだから、時間の使い方が本当にそう大きいのか、との疑問も感じます。
それでも話スピードの速さ、都会人のしゃべりの速さに対して、祖父母・叔父叔母夫婦ののんびりとしたしゃべり方の違いを聞くと、やはり何かが違うと思ってしまいます。


サメのように動いていなければ死んでしまうとばかりに、ある種強迫観念のようなものでも働いているのか。
こうして日々、blogを更新し、Twitterでつぶやき、リツイートするのも控え(笑)、PCから離れて1ヶ月も過ごすと(幸いにも携帯中毒ではありません)、少しはこちらも変わってくるのかも知れませんが(いささか情報の入力・出力過多なのも否めません)。


それと今回、初めて娘を連れて行ったら、とても楽しんでいたようです。
親とずっと一緒にいるというのも大きいのでしょうが、色々な物に好奇心を抱いていたようでした。
かつてに比べれば減ったとは言うものの、それでも緑が多い自然に囲まれた中で育つのも良いんでしょうねぇ。
高校生くらいまではたまに農作業を手伝ったりして、とても貴重な体験でしたので、娘にも将来させてみたいと思いました。


7年前に訪れたときと違って、日々の時間に対する考えが多少違って来たという、私自身の捕らえ方の変化もあるのでしょう。
残りの人生は多くても今が折り返しと思うようになったので、取捨選択も以前より明確にし、無駄と思えることをなるべくしないようにと考えている身からすると、さて祖父母・叔父叔母の考えはどんなものなのだろうか、そこら辺を色々と訊けば良かったなぁ、と思ってしまいました。


じゃ、また来年にでもまた、行ってみますか(^^