days of cinema, music and food

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『エイリアン』AV散在録


とうとう出ました、『エイリアン』シリーズのBlu-ray Disc
エイリアン3』と『エイリアン4』は不要だけど…と思いつつ、手にした方も多くいることでしょう。
私もその1人です。
kajugumiさんがパッケージ(そう、飽くまでも「パッケージ本体」)批評をしてくださるでしょうから、私は過去の散在について触れたいと思います*1


トップ写真を見れば一目瞭然。
LDって本当にデカかったですね。
下段左から『1』、『2』完全版、『3』の各LDです。
やはりこの中では『2』完全版が超豪華。
価格も15,800円と高いです。
本編映像が高感度フィルム使用でザラザラなのは周知の通り。
購入当初は少々がっかりしました。
しかし特典は『Cinefex(シネフェックス)』誌の当時の編集長ドン・シェイによるジェームズ・キャメロン・インタヴュー収録に始まり、クイーンの仕組みデモ、ミニチュア撮影、デザイン画等盛りだくさんでした。
当時の豪華LDボックスの基準は楽々満たしていましたね。
そして豪華な30ページもの解説書。
こればかりはDVD-VIDEOもBDも、逆立ちしても太刀打ち出来ません。
写真集・画集は大きさが大事ですから。





『1』はスコープ映像に感激でした。
劇場でしか見られなかったですから。
『3』は…シリーズを揃えようという、今思うと単なる所有欲を満たす為だけに購入したようなものでした。
リチャード・エドランドVFXや重厚なセット、エリオット・ゴールデンサールの現代音楽など見所・聴き所もありましたが、画質・音質は当時の大作にしてもぱっとしていなかったですね。
肝心の映画本編も、雰囲気だけでまるで怖く無し。
水野晴郎は「プロダクション・デザインに失敗したのではないか」と書いていましたが。
デヴィッド・フィンチャーは大化けするかも…と思って暫く音沙汰無しだったら、『セブン』でブレイクしたのは皆さんご存知の通りです。


さて時代はDVD-VIDEOからBDへと、小型ディスクの時代に移ります。
左から『エイリアン・レガシー』(最初のボックス)、『エイリアン・クアドリロジー』(『アルティメット・コレクション』2番目のデジパック・ボックス)、今度の『エイリアン・アンソロジー』となります。
やはり最初のボックスの分厚さが目を引きますね。


パッケージデザインとしては、『クアドリロジー』が好きでした。





緑を基調とした色合いが良かったです。


今度のBD『アンソロジー』は、写真で撮ると安っぽいです。
実物はそんなに悪くないのですが。






さ、内容を楽しませてもらいましょうか。
『1』は劇場版にするか、ディレクターズ・カットにするか。
『2』も劇場版にするか、完全版にするか。
迷いますね。


こちらを買った方、どんな感じなのか感想知りたいですね。