days of cinema, music and food

徒然なるままに、食い・映画などの情報を書いていきます。分館の映画レビュー専門ブログhttp://d.hatena.ne.jp/horkals/もあります。

キネクト(KINECT)がやって来た(その2)


昨日の記事の続きです。


データの移行も終わり、さて新型本体に接続したKinectの設定を行わなくてはなりません。
センサーは仮にテレビ台に載せて試してみました。
推奨の高さは床から60cm以上とのことですが、ご覧の通り我が家のテレビ台はかなり低めとなっています。
上手くセンサーが働いてくれるかどうか分かりませんが、やってみましょう。


本体の電源を入れると、Kinectセンサーがおじぎするように動きます。
サーボモーターが入っているので動作音もします。
情報としては知っていたのですが、少々感動。
そこから画面の指示に従って設定を行っていきます。
コントローラは使用せず、身振り手振りで設定します。
画面上に表示されるアイコンに手形ポインタを合わせるのは、最初は感覚が掴めずに戸惑いますが、直ぐに慣れます。
Kinect音声認識もするので、周囲のノイズなども感知してくれながらの設定になりました。
数分も掛からずに完了。
これでおしまい。


ひとまず遊んでみました。


まず新型本体の音の静かさに感動しました。
Xbox 360ユーザならばお分かりの通り、とにかく音がうるさいマシンです。
電源を入れるとキーンと高周波が聞こえ、ゲーム用DVD-ROMをセットすると壊れるんじゃないかと思うくらいに、高速ブン回し状態になり、これがまたうるさい。
ハードディスクインストールすればODD高速ブン回しにはならないのですが、それでも前述のキーン音はかなり耳に付きます。
ホームシアターに移設してみたら、プロジェクターの音にかき消されてXboxの音は分からないかも…と思っていたのですが、甘かった。
キーン音、健在ナリです(^^;
しかしこの新型は、それとは雲泥の差。
初期型Xbox360と比べるまでもなく、また第1世代PLAYSTATION3や第2世代PS3に比べてもかなり静か。
DVD-ROMの回転音も殆ど気になりません。
これだけで感動です。
ディスク取り出しと本体電源ON/OFFはタッチセンサー式になっていて、これも上品で嬉しい。
難点は感度が良過ぎることでしょうか。
でもラックに入れているので問題ありません。


同梱ソフトの『KINECTアドベンチャー!』を少々遊んでみると、これが楽しい。

コントローラを一切使わず、メニュー操作から全てジェスチャー操作。
若干のまどろっこしさはあるものの、何となく楽しいのですね、これが。
ゲームはKinectのデモとでも呼ぶべき、簡単なミニゲーム集なのですが、どれも楽しい。
自らの肉体を実際に動かす爽快感を得られます。
コントローラ無しでそんなのが体感出来るとは、凄い時代になったものですね。
動いて10分もすれば身体が火照ってきて、エアコンもいらなくなります。
というか、深夜に汗をかいてしまいました。
結構な運動量になっているのではないでしょうか。
ジェスチャーで物を狙う位置に関しては、画面のどこを自分が触っているのか戸惑いますが、これも慣れで何とかなる範疇でしょう。
むしろ、実際に自分が横移動して対処しなくてはならない、というのに戸惑います。
コントローラ操作ではありえない動きですからね。
脳内では横に動かなくてはと思いつつも、最初はつい腕だけ伸ばして手が届かなかったり、という状況に陥りました。


センサーからの距離1.8メートルが推奨とのころですが、実際にはそこまでシビアでなくても良い感じ。
むしろ遊ぶには横幅が必要とされる感じです。
2人協力プレイになると、ますます必要でしょう。
また、ジャンプが必要になるゲームだと、天井の高さも必要に感じました。
我が家は1階の天井高を標準よりも高めの2.4メートルにしたのですが、身長180cm弱の私は、ゲームに熱中してうっかり天井灯をぶん殴ってしまいました。
ガラス製ドームだったのでひやっとしましたが、運良く難を逃れました。
翌日妻に言ったら思いっきり睨まれましたが(^^;
天井は高めが欲しいところです。


年内発売予定のKinect対応ゲームは、まだまだ単純に身体を動かすだけのものばかりですが、来年以降はハードコアユーザ向けのものも登場する様子。
Kinectは将来の方が楽しみだと思いました。
来月発売予定のフィットネスもの、買おうかなぁ。
仕事や子供の迎えなどで、フィットネスクラブに行きたくとも急遽行けない場合も多いので、夜Kinectで運動するのも良さそうだし。


さてテレビ台にセンサーを置きっ放しだと、大いなる脅威が待ち受けています。
そう、魔の2歳児である娘です。
高価なセンサーも彼女に掛かれば破壊されるのは火を見るより明らか。
よってテレビ マウント for Kinectは我が家にとって必須の製品なのです。
これは簡単に言うと薄型テレビ背面のネジを利用して、Kinectセンサーをテレビ上部に固定してしまおう、というもの。
そんな優れものですが、これまた値段が5,000円近くもします。
何でも周辺機器は高いなぁとボヤきながら、深夜の設置を続けることにしました。


テレビ マウント for Kinectの同梱物はこんな感じです。

設置の詳細やインプレッションについては下記記事がかなり参考になるので、そちらをお読み頂くことにしましょう。


順調に組み立てを進めていたら、思わぬ落とし穴が。
我が家のKURO 50型プラズマディスプレイPDP-5010HDと、専用テレビ台B-H800は、テレビ台上部から突き出ている鉄製シャフトとKURO背面をネジ止めしています。

ここで使われているネジが、テレビ マウント for Kinectでも使用したいネジだったのですね。
さすがにKUROを一端取り外す訳にも行かず、がっちりとした固定は早々に断念することになりました。
よってKURO上部はまぁまぁ固定化されていますが、背面は単にテレビ マウント for Kinectの脚部を当てているだけの上体です。
センサー自体はそこそこ重いので、本体はしっかりとした設置が必要。
その意味で若干の不安はあるものの、現状ではどうしようもないので、これにて決着とすることにしました。
同じような薄型テレビ台設置を行っている方はご用心下さい。



さて、設置やら設定やらは終わったので、暫くは『Fallout: New Vegas』で歓楽街と荒野をさすらいつつも、Kinectで身体を動かして遊んで見ましょうか。
それとホームシアター側の旧Xbox360も通信設定とかしないといけませんなぁ…
と、楽しみはまだまだ続くのでした。


テレビ マウント for Kinect (MS-3604)

テレビ マウント for Kinect (MS-3604)