days of cinema, music and food

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Fable III


Xbox 360のゲーム『Fabel III』メイン・クエストをクリアしました。
前作をクリアしたのが1年半近く前ですか。
早いものです。


前作の主人公(私の場合はヒロイン)の息子と娘の物語。
息子は圧制を敷く独裁者としてアルビオンに君臨し、娘(私は今回も主人公を女性に設定しました)が命からがら逃亡。
予言にある英雄として数々のクエストをこなしながら民衆を率いて王を倒すまでが前半です。
後半は君主となった主人公が、迫り来る闇の力に備え、アルビオンの経済を復興させて軍備を整えながら、クエストをこなしていきます。
と、構成としてはかなり大胆、野心的。
戦闘は剣も魔法も銃も使い易く、私のようなカジュアル・ゲーマーにはサクサク進めて楽しかったです。


相変わらず英国ブラックユーモアなミニクエストも笑えるし、グラフィックも独特で面白い。
逆に言えば、美形しか登場しない和製RPGばかりやっているとアクが強く感じられる事でしょう。
しかし今回は主人公のヒロインの顔の造形がかなり可愛いものとなっていて、和製ゲームの影響もあるのではないでしょうか。
少なくとも前作のような妖怪変化(笑)にはならず、最後まで顔立ち整ったままでメイン・クエストを終えました。

写真では付け髭+ニワトリの格好していますが、一応カッコ良い衣装を着せてクリアしています。
だって君主だから、ね。


ローカライズは非常に丁寧。
全て吹替え+日本語字幕対応となっていて完璧です。
声優たちもイメージに合っている人たちばかりで好感が持てました。
一方、吹替えによって執事役のジョン・クリーズジョン・クリース)の声が聞こえなくなったのが残念ですが、これは英語パッチも出ているのでダウンロードして当てればOKです。


さて最後まで楽しく遊べたのですが、期待外れの部分もありました。
前述したように後半は国造りが主君として主業務になるのですが、これが単純にお金(政府の金庫)と善悪モラルでの二者択一の決定を行うだけなのです。
決定後もストラテジーっぽい国造りも出来れば…と思いました。
RPGとストラテジーの融合という野心はあったのですが、ゲームの形としてはやや成果を出していません。
これは次回作があれば、もっと推し進めてもらいたいとことです。


とは言うものの、カジュアルに楽しめるRPGとしてはかなり良く出来ていますし、遊び甲斐のある良作だと思います。


さてこのゲーム、限定版は無駄に豪華なパッケージでした。
豪華さでは以前ご紹介した『ALAN WAKE』並に豪華でした。
MS、気合入っています。
市販Blu-ray Discでもここまで豪華なものって、中々無いですからね。
パッケージの映画よりも、ゲームの方が売れるものなのでしょうか。
ともあれ、そのあまりの大きさに買ってしまった事を思わず後悔。

AVラックに入らないのですもの(T-T)/


外箱を外すと、革表紙風のパッケージが出て来ます。

磁石で留められている革風帯を外して表紙を開けると、中身の登場。

さらに引き出すとアルビオンの金属製紋章、特製トランプカードが隠された引き出しとなります。


初回特典はダウンロードコンテンツ用IDも同梱されていますので、レギュラー版で十分でしたなぁ。
ま、いっか。

Fable III (フェイブル3) (通常版) 【CEROレーティング「Z」】 - Xbox360

Fable III (フェイブル3) (通常版) 【CEROレーティング「Z」】 - Xbox360