「うわーいっ、ゆきだぁ〜〜っっ！！！！」

と、居間のはきだし窓を開けて近所に響き渡る絶叫を発したのは娘です。
建国記念日の朝、裸足にパジャマ姿のまま、窓からうっすらと雪化粧に覆われた庭に転がり出ました。
「ゆきだ、ゆきだぁっ」と歓喜の声を上げながら、ジャンプしながら雪を踏みしめ、「わーい、わーいっ」と叫んでいます。
本当に「わーい、わーい」と言うんだ…と思ったのは妻と私。
漫画の中の世界だけではなかったようです。
「寒いよ、風邪引くよ、早く入りなさい」と言うと、はきだし窓をよじ登って帰って来ました。
居間は芝生と水滴だらけ。
大急ぎで雑巾を取りに行くと、その間に家の中を走り回り、芝生が点々と跡を残します。
そしてまた「ゆきだぁっ」と叫び、またもや庭に転がり出ました。
寒さの感覚が2歳児は違うのでしょうか。
思わず見ていて笑みが出てしまいますが、これが1年前は雪を怖がって庭に下りようとしなかったのとは随分と変わったものです。
子供の成長は早いものだのう…

朝食後は一緒に庭に出て遊んでみました。
足跡が付くのも楽しいようです（トップ写真）。
小雪の舞う中、娘はおままごと道具を持って何やら料理を作ってくれました。
「ぱぱ、はいどうぞ」
「これ、何？」
「おにぎり」
私は雪だるまを3つ作成。
ソテツの葉を使ってうさぎちゃんにしてみました。
娘が大好きな加古里子『だるまちゃんとうさぎちゃん』に想を得ています。