days of cinema, music and food

徒然なるままに、食い・映画などの情報を書いていきます。分館の映画レビュー専門ブログhttp://d.hatena.ne.jp/horkals/もあります。

"The Girl with the Dragon Tattoo" trailer


つい先日、R指定のRed Band版予告編の流出、もしくはソニーの自作自演か?という騒動があった『ドラゴン・タトゥーの女』。
何度か拙blogでも触れてきた、故スティーグ・ラーソンのミステリ/スリラー小説『ミレニアム』3部作の第1部2度目の映画化、デヴィッド・フィンチャー監督の新作ですね。


こんな風にしつこく触れていました。


それの北米での公式サイトがオープンし、予告編も解禁、さらにはパンクでタフで小柄なヒロイン、リスベット役ルーニー・マーラのヌードをフィーチャーしたポスターも公開されました。



ルーニーは『ソーシャル・ネットワーク』冒頭で主人公を振るガールフレンド役に続いて、フィンチャー作品連続登板となります。
言われても分からないくらいのルックスの変化ですね。
胸はダニエル・クレイグの腕で隠されているとは言え、かなり際どい写真。
観る者の心をざわつかせるのが、フィンチャーらしい選択だと思います。
予告編の音楽には、トレント・レズナーカレン・Oによるレッド・ツェッペリンの名曲『移民の歌』が使われています。
映像もかなりカッコ良いですね。
今1番期待している映画なので、物凄く楽しみです。
北米では12月21日、日本では来年の2月に公開予定となっています。


撮影は今回もデジタルのようです。
題材からするとフィルムならではの陰影が相応しいと思いますが、しかしフィンチャーのHD映像は好きなので期待もしてしまいます。
またかつては1作おきに秀作と凡作を作っていましたが、『ゾディアック』以降は好調なのも期待。
もっとも、そろそろ凡作が出るか…という不安もありますが (^-^;


スウェーデン版のオリジナル作品『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』も面白かったですが、今回のスティーヴン・ザイリアンの脚本はクライマクスもしくは結末をかなり変えてあるとの事。
でも既に削除されたRed Band版とこちらの予告編観る限り、かなり忠実に見えましたが…。
それもまた、フィンチャーらしいミスリードだと思って楽しみにしていましょう。