days of cinema, music and food

徒然なるままに、食い・映画などの情報を書いていきます。分館の映画レビュー専門ブログhttp://d.hatena.ne.jp/horkals/もあります。

ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦


昨秋の近所の祭りで初めてゴセイジャーを見て以来、娘の心の中心にどっかと腰を据えられた戦隊ヒーロー(^^;
よもや娘がここまで夢中になるとは予想だにしなかった暢気な文章が、読み返すと我ながら笑えます。


深夜に1度は親が寝ている娘をトイレに連れて用足しさせる必要はあるものの、この所おむつも取れそうになってきました。
それで良い気になった妻が、ついつい「ゴーカイジャーに連れて行こうか」と言い、私もうっかりWeb座席予約をしてしまいました。
近所のワーナーマイカルシネマズ港北にゴセイレッドが来場するとあって、それ目当てという親バカモードです。
そう、娘にとっては初めての映画館での映画鑑賞なのでした。
因みに私もゴーカイジャーを観るのは初めて。
ゴセイジャーもまともに観た事はありません。


実は前日にゴーカイジャーゴセイジャーの特製ポップコーンを買い与えていたのでした。
何と800円もします。
まぁしかし映画は早いだろう、実際には行かないだろうから、せめて…と甘甘な親ぶりを発揮したのでした。
売店のショウケースに貼られていたポスターに張り付き、ちっちゃなキャラを指差してこれは誰々だ!と興奮していました。


暗闇での大画面は自宅ホームシアターにて経験済み。
普段は全く見せていませんが、ピクサー短編アニメを見せていた事はあります。
なので映画館の暗闇は怖がるかどうか余り心配していませんでしたが、最前列だとインパクトあり過ぎるかも知れないと考え、最後尾列を予約です。
ゴーカイレッドの舞台挨拶から遠くなりますが、致し方ありません。
自宅を出るときもいつも何やかんやで揉める事も珍しくないのに、この日は「良い子にしているとゴーカイレッドに会えるかもよ」という言葉が魔法のように効きました。
ヒーロー戦隊は偉大です。


ご存知の方も多いでしょうが、ワーナーマイカルのロビーは他のシネコンチェーンに比べて、ロビーが暗めの照明となっています。
それが娘には怖かったらしく、「こわくないよ、にこにこおばけがでてくる(から大丈夫)んだよ」等と言って無理していました(T-T)
廊下から劇場内に入ると、廊下と劇場内を繋ぐ通路が真っ暗なのでビビって居ましたが、場内に入ると余り怖がらず。
椅子に座ると場内が暗くなりましたが、両親の間に座らせたので何とか大丈夫でした。
場内は親子連ればかりで平均年齢はかなり低そう。
にも関わらず、何故か上映された予告編が『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』とか『ハリー・ポッターと死の秘宝』など、大人が見ても怖そうなものばかり(^^;
まさかこんなのばかりとは思いませんでした。


映画本編は1時間半くらいでした。
途中、トイレ退出に連れ出した以外は頑張って観てくれました。
但し2歳児に1時間半は少々負担があったのかも。
後半30分はかなりもぞもぞしていました。
それでも全編を通じて「がーかいれっど!」「わるいやる、だめーっ!!!」等と絶叫。
場内の多くの子供達も掛け声上げていたので、周囲の迷惑にならず良かったです。


内容は2歳児には難しかったかも知れません。
ゴーカイジャーは過去の戦隊ヒーローに変身出来る設定のようなのですが、変身すると娘は「ごーかいじゃーはどこ??」。
序盤は過去の戦隊ヒーロー総出演で敵と戦うのに、クライマクスは敵が戦隊ヒーローの姿を操って(?)戦うので、その設定も分からなかったでしょう。
これは子供だけではなく、戦隊ヒーローを観て育ったその親も喜ばせよう、という映画なのでした。
もっとも、ゴレンジャーは観ていてかなり夢中になった記憶もあるのですが、ポスターやチラシに大きく載っていたヒーローがアカレンジャーとは気付かず。
娘の「これ、だーれ?」の質問にも回答出来なかったのですから。
造形はすっかり忘れていたようです。


映画上映後はゴーカイレッドが来てのクイズ大会。
挙手する子供たちを見ると女子率も結構高め。
戦隊ヒーローのイベントにはこのゴールデンウィークに2度ばかり行きましたが、どこもそうでした。
終始戦ってばかりで動きが激しいので、性別に関係無く見ていて楽しいのでしょうね。


とまぁ、少々の無理はあったかも知れませんが、娘にとってはかなり良い思い出になったようです。
翌日の保育園でも、ゴーカイジャーゴセイジャーの映画を観に行った事をしゃべっていたようですから。
これ以降、出掛けるときは「ごーかいじゃーのえいがにいくの?」と言うようになり、すっかり味をしめてしまったようです。
私が映画好きになったのは父の影響ですが、娘も将来は映画好き、それも色々な映画好きになってくれると良いなぁ、と思ったのでした。