days of cinema, music and food

徒然なるままに、食い・映画などの情報を書いていきます。分館の映画レビュー専門ブログhttp://d.hatena.ne.jp/horkals/もあります。

帯電防止剤 Hを買いました


ホームシアターは加湿器のお陰で、常時50から60%の湿度を保っています。
付けっぱなしでも1ヶ月の電気代が100円程度のものなので、節電が叫ばれている世の中ですが付けっぱなしにしています。
湿度があると快適ですね。
お陰で家の中で1番リラックス出来る部屋になっています。
それは確実です。
リラックスすると、音や画も楽しめます。
集中力も上がっているのではないでしょうか。
それでいて疲れない。
シアタールームでの加湿器の使用は、機器が錆びるくらいに湿度を上げ過ぎない限りにおいて、十分有効だと思います。
我が家の場合、この部屋がリラックス出来るのは、まぁ、他の部屋では常にどこかで娘のオモチャが転がっている状態だから、というのもありますが(-_-;
それでも日中は誰も居ない家なので、閉めっぱなしのシアターは室温30度以上はざら。
何日も使わないと40℃近くまで上がっています。
堪らないので、さすがにここを使うときはエアコンを使います。
すると湿度が一気に下がります。
湿度を一定に保つのは難しいものです。


さて、HDMIケーブルのサンダーロン・フェルト・テープによる除電加工をしてひと段落…ではないのですよね、はい。
以前から気になっていたディスク除電。
これが肝心要でしょう。
フェルトやマスコット除電器を用いて、CDやBlu-ray Discを除電して高画質・高音質再生を行っても、それは儚い命。
十数分もすれば元に戻ってしまいます。
ディスク回転時による空気摩擦により静電気が発生するからですね。
うーん、LX91内部の高額なコアブリッド綿でも仕込むのかね…と思っていましたが、そこで思い出しました。
えびパンさんから1年半程前に、メールで教えてもらっていた帯電防止剤を。
こやつをディスク、CDケースやディスクに塗れば、静電気の帯電防止になって良いじゃないか、と。
そうです、えびパンさんがアークスの白須さんに教えて下さったお陰で、我が家のLX91のディスクトレーや三管プロジェクター、ブレーカーボックス等に、白須さんが塗り塗りして下さったものです。


要はマスコット除電器等でディスクを除電しながら、帯電防止剤で帯電を防止する、という事ですね。
こうなったら善は急げとばかりに、えびパンさんから教わった会社に直接注文、1リットルで4,000円、200ccだと1,500円。
送料は別途、一律1,000円と結構良い値段ですが、ここは大は小を兼ねるとばかりに1リットルを購入しました。
この帯電防止剤は水溶性なので、ディスク表面に塗布しても気に入らなければ水洗い出来ます。
効果が薄くなったらまた塗れば良いでしょう。
問題は自分にその効果期限が分かるかどうかですが…
引火性も無く、除菌作用もあるとの事ですので、安心して使えそうです。


ブツが到着したのが一泊旅行に出発!という間際でした。
またアヤしいのを買ったな…という顔をしていた妻でしたが、本気に気にしている訳ではないのでありがたや。
放っておいてくれますからね。
旅行から帰宅後、娘は私の実家に自ら遊びに行き、妻はビア―片手に録り溜めた海外ドラマをリラックス鑑賞。
ではと、ホームシアターに籠ります。

塗布用にはえびパンさんお勧めの、床ワックスがけ用モップの使い捨てシート。
ワックスがけ用のは丁度切らしていたんだよね。
今回はそのついでにも良いだろう…と思って熱帯雨林さんに発注したら、あれあれ、普通の床モップ用のだったようです。
家に既にあるのだけど…(^-^;
まぁ、いいか。


500ml用ペットボトルに若干量を移して、作業開始。
液体を前述のモップ用シートに適量染み込ませます。
まずはプレイヤーのトレイ、プレイヤー及びアンプの前面プラスティック部分の横・上部に塗りました。


液体は透明ですが、塗るとうっすら塗りムラが出ます。
これは致し方ありません。
金属部分は錆びるかも知れないので避けましょう。
えびパンさんは使い倒すつもりで金属部分も塗ってしまったそうですが。
トレイは白須さんに塗ってもらって1年以上経ちましたので、まぁ丁度良いでしょう。
えびパンさんの真似をしてトレイ裏側にも塗ってみました。


それからAVラック内側部分、横側部分にも塗ります。

これらは効果が出るのかどうか、私のいい加減な耳でも分かるのか。
本当はガラスにも塗った方が良いのですが、ちょっとためらわれますね。
どうしても発生する塗りむらが目立つでしょうから。


プロジェクター外部にも塗ってみました。

確かここは白須さんも手つかずだったような。


さて肝心のディスクですね。
最近のリファレンス・ディスクとケース内側に塗ってしまいましょう。

ディスクの読み取り面に塗ると神経質なLX91がエラーを起こす可能性も考えましたが、私のところでは大丈夫でした。
レーベル面にも塗ってしまいましょう。
体積伝幡性があるので片面だけに塗ればもう片面にも効果がある、という事で、本当はレーベル面だけで良い筈ではありますが。


塗ったら塗ったで今度はマスコット除電器でしゅぱしゅぱしましょう。
帯電防止剤 Hは、除電器との併用です。
しゅぱしゅぱは定期的にやると良さそうですね。
えびパンさんのように壊れるくらいにやるかどうか…もう少し考えましょう(^-^;


と、こうして3日程経ったのですが、全体に音が落ち着いて来た感じです。
このところすっかり音楽鑑賞ばかりになり、プロジェクターを使わなくなったので、画の比較はしていません。
プラシーボ効果がどこまで私の評価に影響を与えているのか、あるいは冷静に自分で評価しているのか分かりませんが、少なくともディスク除電には有効のようです。
耳障りな付帯音を殆ど出すことなく、1枚のアルバムを鑑賞出来るのって、何気に凄いだと思います。
だとするとプラシーボ効果じゃない、という事ですね。
帯電防止剤は少々高い買物でしたが、買って良かった。
でも1リットルも要らないよ、という人もいらっしゃるでしょう。
その場合は、アークスにて100ccを840円で売っています。
これでも十分な量ですから、お試しになってみても良いかも知れません。


えびパンさん、白須さん、貴重な情報をありがとうございました。