days of cinema, music and food

徒然なるままに、食い・映画などの情報を書いていきます。分館の映画レビュー専門ブログhttp://d.hatena.ne.jp/horkals/もあります。

芝さんお別れ会@L'EROE OVEST(レロエ オヴェスト)


先日ランチで伺った時に聞いたように、フロア・マネジャーの芝孝輔さんが退職されます。
私の両親も誘い、妻子と合わせて5人でお店主催の送別会に行って来ました。
レロエのパーティらしく、会費は1人3,000円。
いつも通り、娘の分はサーヴィス(?)してもらいました。
料理は大テーブルに並べられたものを、ビュッフェ・スタイルで各人が取り分けてもらう形式、飲み物は入り口近くのカウンターでもらう形式という、これまたいつものパーティ同様でした。
いつものパーティと違うのは、いつも以上に店内が混雑していた事。
芝さんを惜しむ常連客が多い事を裏付けていました。


西野シェフの料理は相変わらず美味しいし、ワインもやはり美味しかった。
しかし最初から飛ばしてパスタ類を食べ過ぎたのは少々宜しくなかったです。
途中でほぼ満腹になってしまいましたから。
他のワイン通のお客さんがワインの持込をしていたので、そちらも飲みたかったのに、満腹過ぎて余り飲めませんでした(-_-;


新年会も含めて、このところ相席しておしゃべりする機会のあるIさんと、今日もご一緒しました。
お話伺うと、1歳の娘さんが可愛くて可愛くて仕方が無い、といった感じ。
でも素敵なIさんは、私達の娘も可愛い可愛いと言って下さります。
有難い事ですね。
今日はお昼も採算度外視の飲み食い会だったらしく、最初から満腹状態だったとか。
でも楽しくお喋りに付き合って下さりました。
周囲を見渡すと、常連客同士で歓談の輪が出来ています。
前回新年会でカップルでいらして楽しくお話出来たお2人も、隣のテーブルで他の常連客と一緒に盛り上がっています。
こういう縁を取り持ってくれるのも、このお店ならではです。


昼寝をしないではしゃいでいた娘が、食後に爆睡してしまったので、芝さんのスピーチを聞いてから辞去しました。
芝さんは7年前の25歳の時にこちらの店にバイトで来て、ワインの事など知らずに働き始めたそうです。
それが今ではご自身のワインの好みもお持ちだし、我々常連客を楽しませるべく色々とお勧めして下さります。
元々の才能もあるのでしょうが、陰では物凄く努力されているのではないでしょうか。
またお店のサーヴィスの良さは、芝さんが牽引されていたからです。
もちろん、他のスタッフの方々のお陰で我々も気持ち良く食事を楽しめますが、芝さんが皆を引っ張り、それが全体の質の向上に繋がっているお店なのです。
つまりワインとサーヴィスの両方の質の多くを、芝さんが担っていたのです。
ですから芝さんが抜けたレロエは、大きなダメージを受けるのは間違いありません。
芝さんもスピーチで「後継者を育てられなかったのが悔いが残ります」とおっしゃっていましたが、後継者は我々常連客で育てていく気持ちでいる位が良いのでしょうね。


退職してからは1ヶ月間国内旅行をし、それから1ヶ月間イタリア旅行をされるそうです。
イタリアは初めてだそうですから、きっと色々なものに触れて感性を刺激されるのではないでしょうか。
芝さんから名刺も頂きましたし、まだお付き合いが続きそう。
7年間、お疲れ様でした。
別の店で働くのか、それとも独立するのか分かりませんが、またお会いしましょう。
今後とも宜しくお願いします。

レロエ オヴェスト 三規庭

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