days of cinema, music and food

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Sherlock Holmes: A Game of Shadows


シャーロック・ホームズ シャドウゲーム』をレイトショウ鑑賞しました。
翌日が春分の日、休み前夜の月曜20時50分からの回、40人程度の入りでした。


世界各地で要人を狙ったテロが勃発します。
シャーロック・ホームズロバート・ダウニー・Jr)は、天才的数学者モリアーティ教授(ジャレッド・ハリス)の仕業と睨みます。
一方、ホームズの親友ジョン・ワトソンジュード・ロウ)は、コンビ解消とばかり新婚旅行へと旅立ちますが、モリアーティの刺客に襲われ、ホームズのお蔭で危機を逃れます。
2人は事件の鍵を握ると思われるジプシーの女シム(ノオミ・ラパス)らと共に、巨大な陰謀に立ち向かいますが。


前作は評判程には乗れませんでした。
理由は、話し運びにメリハリが無いのと、大した真相じゃないのに、頻繁に挿入されるホームズの解説場面を眺めるだけになっていたから…のようです。
当時の自分の感想読む限りでは(^^;
まぁつまり、それくらいに内容は印象に残っていなのですよね。


ところが今回は予想以上に楽しめました。
推理場面が少なくなり、アクションに特化したのが成功でしょうか。
口も身体も動くホームズとツンデレ・ワトスンのコンビも益々良くて、次回作も観たくなった程です。
ロバート・ダウニー・Jrジュード・ロウのコンビは増々好調。
夫婦コンビの次なる活躍を期待したいものです。


ヒロインは贔屓のレイチェル・マクアダムスから、初代リスベット・サランデルことノオミ・ラパスに交代して少々残念ですが、こちらも身体がよく動きます。
でも魅力的に描かれているかというとそうでもなく、彼女は完全に男2人の引き立て役でした。
これはもう、脚本がそっちに完全にホームズ&ワトスンにシフトしているので仕方無いですね。


前作もそうでしたが、アクションはザック・スナイダーの『300<スリー・ハンドレッド>』の真似から来ているのでしたっけ?
以前のガイ・リッチーのスタイルは忘れてしまったのですが、後半の森の場面でのスローモーション&ハイスピード場面は見ものとなっていました。
ここはサウンドも含めて見応え&聞き応えありです。
お気楽に楽しめる娯楽アクション映画としてお勧めの映画です。


今回、お気に入りの横浜ららポート内TOHOシネマでの鑑賞でした。
ここのDLP上映は信用出来るし、この映画もDLP上映だったのですが、上映中は色ずれが気になって仕方無ありませんでした。
余りにずれているのでモギリの女性に直すようにお願いし、途中から多少直った感もありましたが、結局、輪郭の左側が赤、右側が緑は直らずじまい。
この劇場、今までは綺麗だったので、たまたま調整不足だったのでしょう。
簡単には直らないものかと、上映終了後のパンフレット売り場で訊いてみました。
すると「フィルムと違うので元々データがずれているのか、映写機側でずれているのか、きちんと確認しなくてはならない。次の回までに確認します」との事でした。
多分バイトの人だし、大した回答は期待できないなと思っていたので、ちゃんとした回答で嬉しかったです。
社員にせよ、バイトにせよ、きちんと教育している劇場もしくはシネコンチェーンなのでしょうね。
まぁしかし、DLPプロジェクターなんて色ずれ起きないと思っていたので少々驚きました。
ポン置きで画が出るんじゃないんでしたっけ??