days of cinema, music and food

徒然なるままに、食い・映画などの情報を書いていきます。分館の映画レビュー専門ブログhttp://d.hatena.ne.jp/horkals/もあります。

"Mission: Impossible - Ghost Protocol" on Blu-ray Disc


正月映画として既に鑑賞済みの映画ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』のBD版を購入し、早速の鑑賞です。
実はこのBD、買う気は余り無かったのです。
IMAX版の強い好印象もあったので、逆にホームシアターではちょっと…というのもあったのと、それに数ヶ月前に観たばかりですからね。
しかし輸入BD/DVD専門店DVDFantasium のN.Y.からのツイートを読んで購入を決意しました。
あちらは北米盤のレヴューでしたが、日本版も同じかそれに近い品質だろう、と踏んだのです。
しかもアマゾン限定のスチール缶で買ってしまったし(^^;


メニュー映像(トップ写真)は、映画のオープニング・タイトルを模したものとなっています。
かなりカックいいデザインになっていますね。


カイル・クーパーらによるタイトル・デザイン。


マイケル・ジアッキーノによるラロ・シフリンの名曲のアレンジがイマイチですが、デザインがカッコ良いので許せてしまいます。
このデザイン、ブライアン・デ・パルマによるシリーズ第1作『ミッション:インポッシブル』のクーパー自らのデザインの、現代版アップデートといった様です。





空間を生かしたアクション演出が素晴らしいですよね。


映画が面白いのは言わずもがなですが、今更、悪役のミカエル・ニクヴィストは、元特殊部隊隊員という凄い肩書きの科学者という設定なので、格闘戦でも強いという事だったのですね。
その割には動きの切れとかに乏しいので、やはりこれは設定が弱いですね。


まぁしかし、とにかく高画質でフィルム撮影映画の最高峰でしょう。
高解像度、発色も自然、輪郭も気にならないと、これは素晴らしいですよ。
音も物凄い。
序盤の脱獄場面での穴が開く場面。
モスクワでの大爆発場面。
どちらも超低音で私が着ている服が振動していました。
日中だったので結構音量を上げていたら、シアター外に「ごごごごご…」と聞こえていたらしく、別室にいた娘は恐怖だったそうです (^^;
高域も鋭い。
サラウンドは緻密でスケールがあり、しかもリアリスティック路線でもある。
これはリファレンス・ディスクになりそう。


特典は未見ですが、こちらは正直に言って余り期待出来ない感じです。
が、本編の映像・音響は凄い。
AVマニアの方は是非お試し下さいな。


ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]

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シリーズ第5作目も密かに(?)ゴー・サインが出たようですが、本作の監督ブラッド・バードは自らの就任を否定しているそうです。
彼が言うように、このシリーズは監督の個性が出るのも面白さの1つではありますが、個人的には再登板を願いたいものですね。