days of cinema, music and food

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"X-Men: First Class" on Blu-ray Disc


Blu-ray DiscX-MEN:ファースト・ジェネレーション』を鑑賞しました。
劇場での鑑賞以来ですから丁度1年振りになります。


2度目の鑑賞もやはり楽しめましたが、同時に少し人物の心の動きが、キックが、明確になっていれば良かったのに…と惜しい気もしました。
ですが今のところマーヴェル映画最高作との思いは変わらず。
これを『アベンジャーズ』が乗り越えてくれれば…と期待が募りますね。
マーヴェルは本作の反省点も踏まえて『アベンジャーズ』に着手した、という事があるのかも、と勝手に想像しながら観ていました。
あちらは日本公開前で、当然ながら未見の映画だから実際は分かりません。
でも長所短所を顧みつつも、良い映画を生み出してくれればと楽しみです。
ともあれ本作は良く出来た佳作に違いありません。





マシュー・ヴォーンは傑作『キック・アス』を自分なりに土台として使っているようですし、実際それが上手くいっている箇所が多いと感じました。
全体の盛り上げや段取り等にそう思います。
それにしてもクリストファー・ノーランの『インセプション』といい、ヴォーンの本作といい、007オマージュが微笑ましいですね。
2人とも40歳ちょいで世代はほぼ同じの、007大好きなイギリス人監督となります。
本作は本家を上手く自己消化しています。
特に60年代のボンド映画の雰囲気、香りが濃厚なのですよね。









画質は劇場で観た印象と余り変わらず。
新作なのにショットによってボヤけた、一昔前の映画調だったり、高画質だったり。
このバラ付きの原因は何か分かりませんけれども、本BDも一瞬プロジェクターが不調か!?と思ったショットもあったりして、中々心臓に悪いです。
驚異的なのは音。
間違いなく超重低音ソフトの1本に入ります。
要所要所は地響き・振動が入っていて、下手すると家庭内迷惑になる可能性もあるくらい。
でもキレ良いサウンドは魅力的でした。
音楽はもう少し高音質だったらとも思いましたが、全体に迫力満点の音でした。
未見の方は是非に!