days of cinema, music and food

徒然なるままに、食い・映画などの情報を書いていきます。分館の映画レビュー専門ブログhttp://d.hatena.ne.jp/horkals/もあります。

バビーズ横浜で愉しみ、木下サーカスで楽しむ


先日、図書館から借りて来た『サーカス』という絵本が楽しかったらしい娘を、本物のサーカスに連れて行きました。
丁度横浜に木下サーカスが来ていたのですね。
実は私も幼少時にサーカスを観た記憶があるのですが、父に尋ねた所「あぁ、木下サーカスだったかもねえ」との事。
鉄格子製の球体の中を、オートバイがぐるぐる回るのだけは憶えています。
娘は楽しんでくれるかな。
サーカスは15時40分からという事で、その前に桜木町に着いた我々は、私のお気に入りの店で腹ごなしをしました。
幾度かご紹介しているバビーズ横浜がそこです。
あれ、丁度1年振りの訪問だったのですね。
妻子は初めてでしたが、共に気に入ったようです。








さて寒く強い風が吹く中、サーカスのテントに向かいます。
娘も思わず駆け出しました。

コンクリートに囲まれた近代都市のど真ん中に、郷愁を誘うサーカスのテントがでんと鎮座しているのは、中々興味深い眺めです。
イリノイを舞台にした故レイ・ブラッドベリの『何かが道をやってくる』を想起したのは言うまでもありません。
座席は既にネットで購入済み。
さぁ、門をくぐりましょう。


綿飴を買ったりして、気分も盛り上がります。

自宅では如何にも砂糖の甘さは大量に食べない娘も、この日はかなり気分が乗ったのか、殆ど全て食べてしまいました。
自分でぐるぐる回して割り箸に綿飴を絡め取る、等と言うのも珍しいですしね。
テントの中に入りましょう。
暗闇の中にライトに照らされて浮かぶステージを見ると、いよいよ楽しみになって来ますね。


1部と2部の、それぞれ1時間程のステージは、結論から言うととても楽しかったです。
ピエロのお笑い、ホワイトライオンら7頭を動かす猛獣使い、空中ブランコ…。
ライオンってあんなに巨大だったのでしたっけ。
猛獣使いも命がけですね。
こちらがハラハラしましたよ。
でも全体にユーモアたっぷり。
娘も妻もかなり楽しんだようです。
鉄格子の球体の中をバイクが走り回るのもやってくれましたよ。
そうそう、エンジン音がうるさいのですよね。
うんうん、やはりサーカスは郷愁を誘うものでしたか。


テントから出ると外は暗くなっていました。
またもや綿飴を食べた娘は、おみくじも引き、夕食はまたもやバビーズに行きたいと言い出しましたが、誤魔化して自宅近くの揚州商人で取ったのでした。
それはともかく、横浜の真ん中にある木下サーカスは、そのルックといい中身と言い、とても面白いものだったのでした。