days of cinema, music and food

徒然なるままに、食い・映画などの情報を書いていきます。分館の映画レビュー専門ブログhttp://d.hatena.ne.jp/horkals/もあります。

"Skyfall" on Blu-ray Disc


BD『スカイフォール』が到着しました。
実は先日鑑賞した私を愛したスパイ』と同日発売だった筈なのに、出荷は別々、しかも『私を〜』の方が先に到着という有様。
こちらはアマゾン限定商品だったので、出荷方法とか違うのかも??


さて、パッケージは熱帯雨林限定のスチールブックを予約しました。
今や完売でしかも転売屋のせいで高騰しているとかで、まともな値段で売っていたら買い、でしょう。
まずはトップのも含めて到着時の写真から。

紙の解説・売り文句付きとなっています。
シュリンクも含めて取り払うと、シンプルで良い感じですよ。


中身はこんな感じです。



シリーズ全作について紹介している解説書も入っています。


ディスクをプレイヤーにかけると、まずは007ジェームズ・ボンド映画版50周年記念という事で、のっけからその宣伝映像が始まりました。

シンプルなメニュー画面。


さ、本編を観てみましょう。


































画面比はIMAX版のではなく、2.35:1版が収録されていました。
構図もこちらの方が自然でしたしね。
しかしまぁ、いやぁこれはかなりの高画質・高音質。
手持ちBDの中でも間違いなくトップクラスです。
高画質・高音質盤として暫くはリファレンスになるのは確実です。
映像も切れがあるけど、色数豊富でグラデーションも豊か。
HD撮影映画の最高峰でしょう。
ボンド落下の衝撃から静謐なテーマ曲の動から静の音設計も素晴らしいけど、音質も最高。
劇中で1番アクションが派手な冒頭よりも、映画後半の方が迫力満点な音がいっぱいです。
ガキッという硬い重低音!
地下鉄爆破や終盤の邸宅での銃撃音や爆発等、切れ味鋭く横隔膜に来る音が満載。
派手系音大好きな人も満足でしょう。
一方で繊細なサラウンドも多い。
画も音もリッチ、素晴らしいソフトでした。


元々HD撮影で、私の劇場鑑賞では初見がIMAXデジタル、2回目が通常デジタル上映だったので、かなりHDっぽい画調でした。
でも自宅のBarcoだと、よりフィルム寄りの映像になるのが面白い。
全編通して観て、名匠ロジャー・ディーキンスの映像を堪能しました。


映画本編は劇場で2度観て以来、3ヶ月ぶりです。
公開当時に執筆したレヴューはこちらになります。


しかしまぁ、我ながらよくも飽きないものです。
このシリーズにしてはアクション少な目の映画ですが、びしりと締まった映画だから長尺でも面白い。
これは意外にも「007を分かっていた」監督サム・メンデスの力も大きい。
そのメンデスの音声解説を20分程聴いてみました。
この人、ホントに007シリーズが好きだったみたいですね。
でも一方で監督としての冷静さでもって、色々と定番を崩していたりで、この解説は後日絶対最後まで聴こうと決意しました。
本人も解説したくて仕方ないみたいですしね。


特典もちょい観てみました。
ダニエル・クラインマンが出ていますよ!
そう、冒頭のタイトル・デザイナーの彼ですね。
そのメイキングもあって、クラインマンがダニエル・クレイグを演出している姿も出て来て、ちょっと嬉しかったです。



という事でこれはお勧めのソフトなのです。

早くも高騰している模様。
BDのみでDVDは収録されていません。
製品としてはすっきりしていますね。


BD+DVDの抱き合わせですが、こちらも品薄な模様。
人気があるのは結構な事です、はい。