Casino Royale: Original Motion Picture Soundtrack - days of cinema, music and food

以前から欲しかったのですが、先日の『スカイフォール』サントラと同時に購入しました。
但し熱帯雨林さんの中でもお店が違うので、こちらは別途遅れて到着した次第です。

個人的には007シリーズの最高傑作と思っている『カジノ・ロワイヤル』。
幾度も幾度も拙blogで取り上げているので、既にご存じでしょうね (^^;
映画は事前の不安を吹き飛ばすダニエル・クレイグ・ボンドのインパクトは強烈でした。
それまでは「ほどほどに」好きだったシリーズでしたが、これにて一気にファンになったくらいですからね。
パッケージソフトもDVDを購入したものの、自宅でHDの高画質でこの映画を観たいばかりにBlu-ray Discシステム導入に踏み切ったくらいですし。

という事でデヴィッド・アーノルドの傑作スコアを購入です。
それまでのピーアス・ブロスナン時代は、例えば『トゥモロー・ネバー・ダイ』でテクノ導入で新機軸を打ち出したアーノルドでしたけれども、近年はやや疲れも見えていた頃です。
主役交代でシリーズのリセットにより、テクノ打ち込み系は殆ど減らして生楽器で勝負した力作は、いつもの元気さに加えて、張りも戻った感です。
何度も何度も観ている映画だけあって、音楽を聴くだけで映画の場面を想起し、また観直したくなりました。

『スカイフォール』のトーマス・ニューマンに比べて、アーノルドのこちらは「分かりやすい」活劇映画音楽になっています。
クリス・コーネルが歌う主題歌のモチーフも上手に取り込んでいますね。
最後の最後に流れる「ジェームズ・ボンドのテーマ」もカッコ良いアレンジ。

尚、本CDにはコーネルの主題歌は「アーティストの意向」とやらで未収録です。
よってiTunesで編集して、私のiPhone5ではコーネルの主題歌入りで聴けるようにしたのでした。
無論、歌にはテキストで歌詞も入れていますよ。
このやり方はお勧めです…というか、そもそも主題歌を収録してくださいな！