"The Social Network" and "The Girl with the Dragon Tatoo"

週末に到着して以来、幾度も聴いているCDがこれら2枚です。
どちらもデヴィッド・フィンチャー監督、元ナイン・インチ・ネイルズのトレント・レズナー＆アッティカス・ロス音楽によるサントラCDになります。

『ソーシャル・ネットワーク』は保守的なアカデミー賞なのに、まさかのオリジナル作曲賞受賞だった音楽でしたね。
不定形でメロディを廃した、でも画面との融合度もドンピシャな音楽。
全くうるさくなく、通勤時のBGMにも最高です。
よく眠れます(^^
価格もアマゾンで千円前後と安いしね。
これはMP3のダウンロード販売を当初から予定していた為に、価格を抑えられたのだとの事です。
デジパックのデザインも中々ですよ。

『ドラゴン・タトゥーの女』は3枚組で2千円程。
『移民の歌』の女性ヴォーカル版カバーが強烈な出だしですが、それから暫くは『ソーシャル〜』同様に静かな曲が続きます。
但しこちらはミステリ／スリラーなので、徐々に不安、緊張、恐怖が顔を出して来て、インダストリアル・ノイズっぽい曲も増えて来ます。

どちらも心理よりは状況を描写するのに力を入れている感じ。
また、どちらもパッケージがカッコ良く、特に『ドラゴン〜』はCDそれぞれのレーベルにもニヤリとさせられました。
こういったコダワリがさすがフィンチャーです(^^

映画を気に入った方には強力にお勧め出来るCDです。