days of cinema, music and food

徒然なるままに、食い・映画などの情報を書いていきます。分館の映画レビュー専門ブログhttp://d.hatena.ne.jp/horkals/もあります。

伊豆今井浜旅行(その3)〜『パシフィック・リム』2度目


2泊3日の小旅行も今日でおしまいです。
パッキングも大方済ませ、朝食→11時期限を待たずしてチェックアウト→プールで遊ぶ、という工程で行きましょう。


朝食はシャングリ・ラで。


この日も食物繊維と低カロリー摂取を心掛けました。
こってりも大好きですが、加齢の為か飽きるのですよね。
まぁ旅行中くらいはこってりでも良いのですが、私はさっぱりも大好きなので全く問題ありませぬ。


チェックアウトし、駐車場の車にあらかた荷物を詰め込み、さてプールで遊びましょう。



遊んでから更衣室で着替え、お土産などもさくと買って帰路に!

昼食は途中で適当に食せば…と思いつつ、お土産屋でアイスとか食べたら、まぁいっかという(^^;
しかし帰路の東名高速での事故渋滞に出くわし、何と6時間も掛かってしまいました。
まさか石垣島よりも遠いとは。
運転していた私は背中腰にダメージが…
という事で夕食は久々にモスバーガー

Wモスなどというのもあるのですね。
帰宅してからタンパク質を身体が求めていたようです。


少々休んでから、近所のM田さんと一緒に『パシフィック・リム』2度目に行きましたよ。
先日はIMAX 3Dでしたが、今回は通常劇場での字幕3D上映でした。
金曜23時50分からの回、字幕版3D上映は20人程の入りで全員男性(^^;


今回はシネコンでも小ぶりの小屋での上映。
しかもこの映画、画角は2.35:1ではなく1.85:1なので、映画館なのに中画面といった印象の上映でした。
ギレルモ・デル・トロは元々ワイドスクリーンを好まないようですが、今回はワイドでも良い題材なのに…と思うものの、IMAX上映を意識したのかしらん。
それはともかく、全体が見渡せるとまた、印象も少々変わって楽しかったです。
前回は巨大映像と大音響に飲み込まれ、圧倒され、もみくちゃにされたかの感でしたが、今回は程々の映像と音響だったので、ディテールに注視出来る余裕が出来ました。
イエーガーの関節が細かい動きを見せてくれたりといった、アニメーションの緻密さも楽しめましたよ。


でもまぁ、やはりこれは面白い映画ですよ。
冒頭から掴みはOK、その後も飽きさせないようにドラマとVFX映像を織り交ぜて上手く話を進め、後半における怪獣の香港襲撃!
迎え撃つイエーガー達!
しかし危機が迫る中、待ってましたのジプシー・デンジャー登場!
と、盛り上げるのも上手いもの。
私は6時間運転の後でしたが、飽きる事無く、睡魔に襲われる事無く楽しめましたよ。
M田さんとの帰路のお喋りも楽しかったですしね。
そのM田さんも仕事等で遅い帰宅、会社人ルックのままといった状態でしたが、面白く思ってくれたようで何よりでした。


で、1度目は菊地凜子の日本語が、幼少時から非日本語圏で育てられた日本人の日本語、といった風に思えたのに、今回は違和感無い日本語に聴こえたのは何故なんでしょ。
慣れたんでしょうか。


【以下、ネタバレ】

  • やはり後半はシナリオが粗く感じるなぁ。許せてしまうけどゞ(^^;
    • イエーガーパイロットは相性が重視される筈なのに、司令官ペントコストは「私は無心だ、お前はバカで分かり易い」等と、おいおい、今までの設定はどうなったんじゃい?と (^^;
    • ペントコストはかつて第1世代イエーガーのコヨーテ・タンゴに乗って被ばくしたという設定。また乗ったら命は無いと言われているというが、それは対放射能対策が成されているイエーガーには関係ない筈では?そもそも最後に搭乗するストライカー・エウレカは原子炉積んでいない、デジタルのイエーガーだったし…。結果的にはそんなの関係無いから、まぁ良いのか?
  • 主人公ローリーは恐らく28歳くらい、森マコは二十歳そこそこ、という年齢設定なのかな?菊地凜子は綺麗だけど、20代前半にはさすがに見えなかった。西洋人から見ると見えるのだろうけど。
  • コヨーテ・タンゴは殆ど動いている映像が無く、もっと活躍場面を観たかった。ガンキャノンみたいな背中に搭載したキャノン砲ぶっ放すところとかね。
  • イエーガー対怪獣の戦闘では香港戦が素晴らしい。あすこが劇中のベスト場面だろう。まさか怪獣から翼が生えるとはびっくり!と思ったら、イエーガーも隠し必殺武器でびっくり!という。森田さんは必殺武器は最初から使った方が戦闘は有利な筈、と唱えていらして、それもそうだよねぇ (^^;
  • クライマクスも面白いしハラハラさせられるけど、もっとイエーガーの活躍を観たかったというのも本音。単調さを回避したのだろうけど、イエーガーの必然性がやや薄いよね。
  • マコのヘアーが青いメッシュなのは『攻殻機動隊』ですか、やはり。


今夏観た映画の中で最高に面白かったパワフルな映像体験。
これはBlu-ray Discが本当に楽しみです。