Original Motion Picture Soundtrack "Blue Thunder"

今朝の通勤BGMは、アーサー・B・ルービンスタインの名作『ブルーサンダー』サントラ盤…というか、販売用ではなく作曲家用のプロモ盤でした。
本当は非売品の筈なのに、何故か堂々と売られています (^^;
因みに国内アマゾンではバカ高い価格が付けられていますので、マトモな価格で売られている北米アマゾンでの購入をお勧めします。

この懐かしいシンセのメロディ！
かなり80年代していますなあ。
ハイテク軍事ヘリのブルーサンダーは悪役のハズだから、ヒロイックなメロディは主人公マーフィのものか…と今更ながら気付きました。
オケとシンセの融合ですが、記憶よりもかなりシンセが前面に出ているスコア。
今となっては少々古めかしいものですが、アクション・スリラーに似つかわしい音作りです。

映画はジョン・バダム監督、ダン・オバノン脚本の83年の大ヒット作で、父親と弟と渋谷スカラ座まで観に行きました。
前半はあんまりだったのですが、後半がぐぐグーンと面白くなる変わった映画でした。
ロイ・シャイダーはカッコ良かったし、これが遺作となった上司役ウォーレン・オーツも渋かった。
悪役マルコム・マクダウェルはどうも印象に残らないなあ…という小学6年の夏だったのです σ^_^;
後年、友人のOTから違法VHSコピーを借りて楽しんだのは、これまた別の話になります。

バダム自身はTVを中心にまだ活躍しているようですが、もうこういった職人気質のヴェテラン監督は、ハリウッドでは活躍しづらい状況なのでしょうね。
色々と面白い映画を撮っていたのになぁ。
勿体無い事です。

Blue Thunder: Original Motion Picture Soundtrack