days of cinema, music and food

徒然なるままに、食い・映画などの情報を書いていきます。分館の映画レビュー専門ブログhttp://d.hatena.ne.jp/horkals/もあります。

Original Motion Picture Soundtrack "Twilight Zone: The Movie"


12月6日に元映画評論家/ジャーナリストの中子真治氏をフィーチャーしたナカコ・ナイト2が開催されます。
昨年の大興奮よ再び、ですね。
もちろん、チケットは購入済みです。


そこで来るべきナカコ・ナイト2に向けての盛り上げとして、80年代ジャンル映画サントラ盤を聴きました。
ジェリー・ゴールドスミスの傑作スコア『トワイライトゾーン/超次元の体験』完全盤がそれです。
オムニバス形式の映画に合わせた、カラフルで多彩な音楽で楽しい。
後の映画音楽作曲家ジェームズ・ニュートン・ハワードも参加した、ジェニファー・ジョーンズの挿入歌も聴けますしね。


これは私にとっての初単独鑑賞映画で、渋谷パンテオンで観た小学校卒業後の春休みの体験は忘れられません。
ジョン・ランディスによるプロローグ。
そのエンディングにはビックリしました。
後から観直すとイマイチな、ジョン・ランディスの第1話と、スティーヴン・スピルバーグの第2話。
どちらも出来そこないなのですが、当時は非常に面白かった。
そしてジョー・ダンテによる第3話と、ジョージ・ミラーの馬鹿力演出が迫力満点の第4話。
この後半2本だけでも観た甲斐があるものです。


そしてこのサントラ盤は初のゴールドスミスLPでもありました。
中学入学後、クラスメイトになったノブの家でカセットにダビングしてもらったのも懐かしい思い出です。
ノブ、ありがとうな!


当時SF専門誌『スターログ』で、伊藤典夫が「出来そこないのエピソードに、それぞれ全く違った素晴らしい音楽を付けていて」云々と言っていましたが、まさにその通り。
ゴールドスミスの多彩さも味わえます。