days of cinema, music and food

徒然なるままに、食い・映画などの情報を書いていきます。分館の映画レビュー専門ブログhttp://d.hatena.ne.jp/horkals/もあります。

Birdy: Original Soundtrack (Remastered)


この日の帰路BGMは、ピーター・ゲイブリエルピーター・ガブリエル)のヴェトナム戦争後遺症映画『バーディ』リマスター・サントラ盤でした。
ピーガブの既成曲中心、でも歌無しにて、さらには新演奏ありで、ちゃんとサントラになっています。
親友のべっくに初めてCDを聴かせてもらったとき、彼が「Heat」を聴かせてくれたのを覚えています。
これは凄い曲だ、と。
ピーガブのバーバリズム溢れるリズムと映画音楽の相性が良い、と見抜いたアラン・パーカーは、やはり凄いですね。


映画はいわゆるベトナム戦争ものの変種で、戦場に出向いて心に傷を負って帰還した幼馴染2人の、若者の友情ものとなっていました。
いや、むしろ愛情ものでしょうか。
心を閉ざし、鳥のようになったマシュー・モディーン
彼を何とか元に戻そう、記憶を取り戻させようとするニコラス・ケイジ
アラン・パーカーのパワフルな演出は素晴らしかったし、特に鳥の視点で描かれたスカイキャムの映像はカタルシス満点でした。
鬱屈した映画がラストでは…呆気に取られて楽しかったなぁ。
マシュー・モディンもニコラス・ケイジも、まだ初々しかった。
ケイジは今と演技の基本路線は変わらずに大熱演でしたね。
久しく観ていないけど、今観直したらどうなのでしょうか。
そうそう、親友シゲルの家でターちゃんらと3人で観たなぁ。
これはいつか観直したい映画の1本なのです。


Birdy: Soundtrack (Remastered)

Birdy: Soundtrack (Remastered)