Monty Python's Spamalot
久々の観劇は『モンティ・パイソンのSPAMALOT(スパマロット)』を赤坂ACTシアターにて、娘の幼稚園のパパ友Mさんと一緒に。
赤坂駅改札前で待ち合わせ、サブウェイで軽く夕食をつまみ、劇場に向かいます。
劇はもちろん、モンティ・パイソンの名作映画『ホーリー・グレイル』の舞台ミュージカル日本版。
作詞はエリック・アイドル、作曲は『ワンダとダイヤと優しい奴ら』のジョン・デユ・プレですね。
アーサー王伝説を題材にした、物凄くくだらない劇で楽しめました。
座席はS席のW21という、1番右端の席でした。
休憩込みで3時間もの長丁場でしたが、これはやや滑っているか…という序盤の危惧を越えてからは勢いが出ていました。
トロイの木馬ならぬ兎、森で立ちふさがる黒騎士、ニーの騎士団など、原作となった『ホーリー・グレイル』お気に入りのギャグも入っていたし、いかにもエリック・アイドル節の歌の数々も楽しかった。
アーサー王役のユースケ・サンタマリアは声量が欲しいですが、原作のグレアム・チャップマンよりも人の良さそうな感じで、こちらの方が日本人好みでしょう。
びっくりしたのは湖の貴婦人役、平野綾の声量。
やり過ぎ大袈裟な歌い方に声量が追い付いていて圧倒されます。
それとランスロット卿、フランス人、ニー!に騎士役の池田成志!
エリック・アイドルらしい悪口雑言の長台詞で聴かせてくれます。
気になる点は色々あったけれども、笑えたし楽しかった。
なによりも派手で華やかで賑やかで明るいのが良い。
低予算で画も内容も(面白いとはいえ)暗めだった原作に比べ、かなり雰囲気も違います。
特に終幕の展開は全く違っていて、浮世を忘れて楽しめるミュージカルとしては、こちらの改変で大正解でしょう。
驚いたのは観客層の9割が20-30代の女性だったこと。
事前にはパイソンズ好きな中高年の男性が多いかと思っていたのです。
あれはキャストで観に来ていたってことなのだろうなぁ。
こちらは海外サントラ盤
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こちらは原作映画。
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