days of cinema, music and food

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"Mad Max Beyond Thunderdome" Limited Collector's Edition


前夜にモーリス・ジャールの『マッドマックス/サンダードーム』2枚組サントラ盤が届きました。
はい、このところ私の中ではマッドマックス祭りなのです。
1985年の夏休みに母方の実家の八戸で『ポリス・アカデミー2』との併映で観た映画は、テレビで観て興奮させられた『マッドマックス2』よりも明らかに迫力不足でがっかりしたものでした。
何でテレビよりも映画館の方が迫力無いの!?って。
中学生でも分かりましたよ、その劣化具合は。
しかし音楽だけは印象があるので、このCDは楽しみです。
ジャケットに使われた故リチャード・アムゼルのイラストも良いですね。
これが遺作だそうです。


ということで、真冬に逆戻りしたかのような、冷たい雨の降る朝の通勤BGMは、モーリス・ジャールの『マッドマックス/サンダードーム』完全版サントラ1枚目でした。
演奏は名門ロイヤル・フィル。
そこに複数台のピアノとパーカッションを追加した大型編成のようです。


再生が始まると、いきなり楽器の音色もカラフル。
打楽器と金管が前面に出ていたような記憶がありましたが、やはりそうですね。
帰路では2枚目を聴きました。
映画のクライマクス部分、ジャカジャカ盛り上がって良い感じです。
12分弱ある「The Big Chase!」はドコドコと怪気炎を上げて突き進んでいて、モロに好みでした。
迫力不足の映像に勝っていたものなぁ。


それでも『1』『2』と音楽を担当していたブライアン・メイの野蛮さと違って、ジャールの音楽は品が良い。
これはマックスと子供たちの交流をメインに描いていた映画に相応しいものなのでしょう。
映画は…再見する気が中々起きないのですが、それでも見直さないとね。
アルバムとしてはティナ・ターナーの歌曲が未収録なのがちょっと残念です。
公開当時に出たサントラ盤およびそのCDには収録されていますが。


Mad Max-Beyond Thunderdome

Mad Max-Beyond Thunderdome

【完全盤】マッドマックス/サンダードーム(Mad Max Beyond Thunderdome )

【完全盤】マッドマックス/サンダードーム(Mad Max Beyond Thunderdome )

Mad Max Beyond Thunderdome

Mad Max Beyond Thunderdome