days of cinema, music and food

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日の出まで


借りてきてそのまま、ほっぽりぱなしだったDVD『恋人までの距離(ディスタンス)』(Before Sunrise)を観てみました。


DVDは同時リリースされた続編『ビフォア・サンセット』に合わせて、『ビフォア・サンライズ恋人までの距離(ディスタンス)』となっています。


この映画、フランス留学した友人があちらで観て、大層気に入っていたものでもあります。彼女の話を聞いて、勝手にフランスが舞台の映画かと思っていました。
公開当時、一部で評判になったものの、一般的にはそう話題にはならなかったように思えます。
監督はリチャード・リンクレイター
最近では『スクール・オブ・ロック』が評判を呼びましたね。『がんばれ!ベアーズ』リメイクも公開されます。


さて映画はと言いますと、欧州を1人旅行中のアメリカ人学生イーサン・ホークと、フランス人学生のジュリー・デルピーが列車内で出会い、意気投合。途中下車してウィーンを散策しよう、明日朝の飛行機でイーサンが帰国するまで。色々な会話をしていく内に、ロマンティックな感情が芽生えていく、というもの。


ジュリー・デルピー可愛い過ぎ。


目と目の間は開いているし、口も大きめ。造作からすると決して美人ではありませんが、表情や仕草が相当に自然で、彼女のパースナリティが伝わるよう。彼女に比べると、イーサン・ホークの演技は、やはり演技くさい。それともこれがアメリカ人なのかな、とも思わせるのも面白いのですけど。


全編の殆どが青臭い会話ですが、それも若い学生ゆえ。ここには、青春のほのかに甘酸っぱい1ページが描かれています。


9年後の再会を描いた続編もやはり手許にあるので、近々観てみようかと思っております。


ビフォア・サンライズ 恋人までの距離 [DVD]

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