days of cinema, music and food

徒然なるままに、食い・映画などの情報を書いていきます。分館の映画レビュー専門ブログhttp://d.hatena.ne.jp/horkals/もあります。

Mr. Shirasu came to...


PAL DVD鑑賞の為に、アークスの白須さんがBARCO Cine7LTの調整をしてくれました。
要はプロジェクターがNTSC入力の調整しかされていなかったのを、PAL入力も対応出来るようにしてくれたのです。
もち、欧州旅行で買ってきたPAL DVDを観る為ですよ、えぇ。
これでようやく『ゾンビ』が大画面で観られる(一応、お約束で言ってみました)。


調整は1時間弱で終わり、次世代DVDの話やら、SONYの最近の動向についてなど、色々と伺いました。現在開催中のAVフェスタには行かず、インターナショナルオーディオショウの方に行くかも、とのこと。でも新しいものは出品されないので、行かないかも、ともおっしゃていました。


ここ暫く、私自身はAV機器新製品への興味を失いつつありますが、でもこういった催しもたまに行ってみると、面白いものでもあるんですよね。高級過ぎて自分では到底買えないであろうスピーカやアンプで奏でられる音楽(音、とも言う)に耳を傾けて自分好みの製品を見つけたり(買わない、いや買えないけど)、各社のプロジェクターを見て新作DVDをちらりと楽しんだり。マニアックではあるけれど、自分なりの楽しみ方を知っていれば、いちげんさんでも結構イケるものなのです。私のように、ハードスペックよりも出す音色に興味のある人間でもOKなのですから。


実際に色々と聴いてみると、スピーカやアンプによってまるで音が違うのが分かる筈。このスピーカは繊細でおとなしめ、こっちは元気一杯はじけてる、これは豪快だなぁ、とか。個人的には長時間聴き疲れしないのが好みですね。JBLの豪快さも好きですけど。今、アメリカのメーカーの名前を出しましたが、対して国内メーカーは全体に似通ったような音が多いように感じられます。八方美人というか、特色が無いというか。こういった工業製品にも、日本製品の特徴が出てしまうものなのですねぇ。音色の豊かさを体験したいのであれば、インターナショナルオーディオショウに行くのが良いかも。ブースによっては、手持ちCDを再生して聴かせてくれるところもあります。お気に入りのCDを持参するのも良いでしょう。


こういった会場は男ばかりでむさいかと思われるでしょうが、意外や意外、女性連れや家族連れも目立ちます。スーツ着て紙袋にカタログを詰め込んで、パンプスで闊歩している女性は、きっとどこぞの社員なのでしょう。


芸術の秋ですから、音や映像のお祭りに出掛けてみては如何でしょうか。