days of cinema, music and food

徒然なるままに、食い・映画などの情報を書いていきます。分館の映画レビュー専門ブログhttp://d.hatena.ne.jp/horkals/もあります。

のだめ、歌うように!第14巻


20年振りくらいに眼科に行ったところ、軽いものもらいと判明した今日でございます。
毎日清潔をモットーとしている私にとって、雑菌が入るなどもってのほか。
思い当たる節も無いのに。


(-_-; <ナ、ナゼダ・・・




さてはいはい、のだめンズのワタクシも早速購入しましたよ。
のだめカンタービレ』第14巻を。
相変らずの人気のようで、売り切れの書店もあるようです。
のだめと千秋の初のオケ共演はなるのか!?と引っ張っていて、次巻に続くとなっていた第13巻を受けていますが、そんな続きはどうでも良いとばかりに相変らず笑わせてくれます。


さて今回演奏されるのはラヴェルの『ボレロ』、デュカス『魔法使いの弟子』など。
とっつき易い曲ばかりでした。
前者は言わずと知れた、後者は『ファンタジア』でミッキーマウスが主役を演じていたカラフルな曲です。
このコミックの人気の1つに、クラシックでも難解なものではなく親しみやすい選曲にあるのでは、と思ってしまいます。


さて、『ボレロ』は西洋ではセクシーな曲として知られているようです。
何故って、同じリズム、旋律で、徐々に盛り上がり、最後にエクスタシーに至るから(実際には微妙にテンポを上げているのですけどね)。
だからダドリー・ムーア主演のコメディ『テン』でのベッドシーンに使われたのです。
ブライアン・デ・パルマの『ファム・ファタール』序盤のやはりセクシーな宝石強奪シーンで、坂本龍一が『ボレロ』もどきの楽曲を付けていたのは、逆に逃げ腰だったのでは?
開き直って本物の『ボレロ』を使えば良いのに・・・


のだめに話を戻すと、講談社の商魂が激しく思えておかしいです。
巻末の広告には、ついに携帯サイトまで登場。
読んでいる限りでは物語はとうに折り返し地点を過ぎているように思えるので、今のうちに稼げるだけ稼いでおこう、ということなのでしょうけれどもね。


のだめカンタービレ(14) (KC KISS)