days of cinema, music and food

徒然なるままに、食い・映画などの情報を書いていきます。分館の映画レビュー専門ブログhttp://d.hatena.ne.jp/horkals/もあります。

book

Blade Runner 2049

『アート・アンド・ソウル・オブ・ブレードランナー2049』が到着! とにかくデカい高額本(1万4千円の本なんてもう買わないかも)で、物々しく専用ダンボールに入っています。 巨大ハードカバー本は印刷も美麗でした。 早速5歳の息子が興味津々にめくります…

ブレードランナー究極読本 & 近未来SF映画の世界

発売日は昨日でしたが、事前予約していたAmazonから本日届きました。 Facebookを見ると、予約していた友人らの手元にも届いたようです。 監修はこの人・中子真治さん。 1982年の『ブレードランナー』撮影現場に唯一、日本人ジャーナリストとして入っていた人…

Stephen King's It

写真は我が家にあるスティーヴン・キングの『IT』邦訳版です。 ハードカバーは私の、文庫は妻のもの。 それぞれ結婚前に買ったものです。 藤田新策の装丁が素晴らしい。 スティーヴン・キングの小説『IT』は学生の春休みに読みました。 超分厚いハードカバー…

失踪日記2 アル中病棟

寝床にて吾妻ひでおの『アル中病棟』を読了です。 アマゾンへの発注は昨夜の深夜なのに、今朝に届くという超速攻振り。 どうせ夜に到着だろうと思っていたので、他の本も頼めば良かったなぁ…。 吾妻ひでお自身のアル中、鬱病を描いたノンフィクションマンガ…

Blueberry: Le Spectre aux balles d'or

殆ど動けないので床にて積読消化になります。 去年亡くなった世界的イラストレイターにしてBD(バンド・デシネ=仏語圏コミック)アーティストのメビウスこと、ジャン・ジローが画を担当した西部劇BD『ブルーベリー [黄金の銃弾と亡霊]』を読了しました。 彼…

Return to "Persepolis"

数年前に読んで感銘を受けたマルジャン・サトラピの傑作バンド・デシネ(BD:仏語圏のコミック)『ペルセポリス』。 どなたかに貸しっぱなしにしていたら誰に貸していたのか分からなくなって、行方不明になってしまいました。 そこで再度の購入です。 1冊1,5…

The Walking Dead 4

ロバート・カークマン作、チャーリー・アドラート画、風間賢二訳の大河コミック『ウォーキング・デッド』第4巻を読了しました。 あれ、第3巻を読んだのは、もう1年近く前だったのですね。 度々ご紹介しているように、ゾンビに世界が席巻された週末世界を舞台…

暗黒映画入門 悪魔が憐れむ歌

デザイナーにして雑誌『映画秘宝』アートディレクター、近年は映画批評や映画『冷たい熱帯魚』共同脚本家としても活躍中のサタニスト、高橋ヨシキ初の映画評論集を読了しました。 暴力や残酷、恐怖といった題材を扱った映画を主に取り上げていた、非常にマニ…

エルモア・レナード、87歳で死去

2009年に『3時10分、決断のとき』が日本公開されたとき、「あれ、まだエルモア・レナードって生きているよね。しかも相当高齢の筈」と思ったものでした。 しかも近年まで執筆活動をしていた筈ですから。 もっとも、邦訳は余り無かったようですが。 一時期は…

Wanted

マーク・ミラーはコミック界のロックンローラーです。 読む者を挑発し、牙を剥き、爪を突き立てます。 後には苦味が残り、読者は現実世界と、そこに身を置く自らに疑問を呈する事になるのです。 映画にもなった、そのマーク・ミラー作、J・G・ジョーンズ画の…

Les Cités Obscures II

先日第1巻をご紹介した、ブノワ・ペータース作、フランソワ・スクイテン画のフランス語圏コミック、バンド・デシネ(BD)の『闇の国々』。 その第2巻を読了しました。 昼休み中に会社のあるビル内の大型書店で、何と著者2人のサイン本として売っていたので、…

A Storm of Swords (Vol. 3)

つい先日に中巻をご紹介したジョージ・R・R・マーティンによる全7部予定の超大作大河戦記ファンタジー、『氷と炎の歌』第3部、『剣嵐の大地』の上中下の内、下巻を読了しました。 のんびり読み進めていたら2週間かかりましたが、相当に面白かったです。 傑作…

A Storm of Swords (Vol. 2)

昨年末に上巻をご紹介したジョージ・R・R・マーティンによる全7部予定の超大作大河戦記ファンタジー、『氷と炎の歌』第3部、『剣嵐の大地』の上中下の内、中巻を読了しました。 しかし「けんらんのだいち」って未だに素直に読めないですヨ。 相変わらずの冷…

Les Cités Obscures

ブノワ・ペータース作、フランソワ・スクイテン画のフランス語圏コミック、バンド・デシネ(BD)の『闇の国々』第1巻を読了しました。 ベルギー、フランスでは有名なBDだそうですが、邦訳されるまでまるで知りませんでした。 大判のA4サイズに400ページもの…

Cinefex #19 Inception: In Dreams

先月に続き、クリストファー・ノーラン監督作品『インセプション』特集の特撮専門誌『シネフェックス』を読みました。 やはりノーラン作品のVFXの裏側記事は面白いです。 CGIも多用しつつ、模型や現物を使ったSpFXも重視で。 ご存じの通りVFXはVisual Effect…

ユーロマンガ vol.7 追悼 メビウス特集

もう1年近くにもなるのですね。 何がって、メビウスことジャン・ジローが死去してから、です。 当時は追悼記事も書きましたが、いやはや、随分前から手元にあったのに、それで安心してほったらかしにしていたバンド・デシネ(以下、DD)専門誌『ユーロマンガ…

Cinefex #27 The Dark Knight Rises: A Farewell to Arms

一体何年振りでしょうか。 恐らく10年振りぐらいに特撮専門誌『シネフェックス』を購入しました。 お目当ては『ダークナイト ライジング』特集になります。 バンダイ版、トイズプレスと買っていましたが、今邦訳出版しているのはボーンデジタルという会社で…

A Storm of Swords (Vol. 1)

先日は第2部をご紹介したジョージ・R・R・マーティンによる全7部予定の超大作大河戦記ファンタジー、『氷と炎の歌』第3部、『剣嵐の大地』の上中下の内、上巻を読了しました。 この邦題、当て字だからか読めないですね。 「けんらんのだいち」と読むそうです…

石上三登志氏の死去

日曜の夜、Twitterのタイムラインを眺めていたら、個人的にかなりショッキングな訃報が飛び込んで来ました。 重度の病気との旨は知っていたので、いつかは…と予期はしていましたが、やはり実際に起こると寂しいものです。 石上三登志氏、73歳。 最初にファン…

The Walking Dead 3

ロバート・カークマンが終末ゾンビ世界を描く大河ドラマ『ウォーキング・デッド』、待望の邦訳第3弾を読了しました。 本国版7-9巻を収録した450ページもの大部です。 第2巻は半年以上も前の2月から3月にかけて読んでいたのですね。 出版の遅れは、訳者である…

Superman: Red Son

マーク・ミラー作、デイヴ・ジョンソン&キリアン・プランケット画の『スーパーマン:レッド・サン』を読了しました。 もし「あの人」が、北米の勤勉で善良な農家ケント家ではなく、ウクライナの共同農場(コルホーズ)に落下していたら…という、いわゆる「i…

The Knife Man: The Extraordinary Life and Times of John Hunter, Father of Modern Surgery

バリ旅行の途中から読み始め(1番の読書時間である帰路は娘と遊んでいたので、殆ど読めませんでした)、帰国後に読み終えたノンフィクション『解剖医ジョン・ハンターの数奇な生涯』。 著者は医療ジャーナリストのウェンディ・ムーアという人で、初めて読み…

別冊映画秘宝 大宇宙映画超読本「エイリアン」「プロメテウス」驚異の世界

先日のバリ旅行の行きで読んだ本がこれです。 リドリー・スコットの『プロメテウス』公開に合わせて出版されたムック本です。 映画評論家・町山智浩と編集者・田野辺尚人のツイートのやり取りをリアルタイムに見て、「これは『エイリアン』関連のマニアック…

別冊映画秘宝アメコミ映画完全ガイド ダークヒーロー編

先日読んでご紹介した『別冊映画秘宝 アメコミ映画完全ガイド スーパーヒーロー編』の姉妹本と言って良いでしょう。 あちらが『アメイジング・スパイダーマン』『アベンジャーズ』公開に合わせたなら、こちらは『ダークナイト ライジング』に合わせたものと…

Eiko by Eiko

1年前に入手した洋書ハードカバー『Eiko by Eiko』。 これは今年1月に亡くなったデザイナー石岡瑛子の1984年に出版された作品集で、『石岡瑛子風姿花伝 - Eiko by Eiko』の英訳版との事。 黒沢明や沢田研二、糸井重里ら著名人が序文として寄稿しています。 …

A Clash of Kings (vol. 2)

先日は上巻をご紹介したジョージ・R・R・マーティンの全7部予定の超大作ファンタジー、『氷と炎の歌』第2部の『王狼たちの戦旗 改訂新版』下巻を読了しました。 前回に書いた通り、ゆったり読み進めるペースで行きましたが…それでもやはり面白さに負け、2週…

A Clash of Kings (vol. 1)

先日は第1部をご紹介したジョージ・R・R・マーティンの全7部予定の超大作ファンタジー、『氷と炎の歌』第2部の『王狼たちの戦旗 改訂新版』上巻を読了しました。 第1部は上下巻1,500ページを10日程で読んでしまい、非常に勿体無く思ったものです。 よって、…

別冊映画秘宝 アメコミ映画完全ガイド スーパーヒーロー編

普段の洋泉社ムック本にしては薄いし、値段も普段以上に高い1,500円。 しかも今月末には『ダークヒーロー』編が出るという分割商売。 ですから「商売ばかりしやがって…」という批判的論調が出るのはやむを得ない面は否定しません。 しかし、です。 アメコミ…

A Game of Thrones (vol. 2)

先日は上巻をご紹介したジョージ・R・R・マーティンの全7部予定の超大作ファンタジー、『氷と炎の歌』第1部の『七王国の玉座 改訂新版』下巻を読了しました。 面白かった! まだまだこれから、長大な物語の助走でしかないと思わせますが、一気に各人物が動き…

A Game of Thrones (vol. 1)

ジョージ・R・R・マーティンの全7部予定の超大作ファンタジー、『氷と炎の歌』第1部の『七王国の玉座 改訂新版』上巻を読了しました。 この「改訂新版」は、以前出ていた岡部宏之の訳文をそのままに、登場人物名や用語を変更したものです。 高齢を理由に引退…