菜園の恵み
庭の片隅にあるささやかな菜園。
ここは少しずつながらも、野菜の貴重な供給源となっています。
初夏に植えたバジルは一度枯れたものの、種を撒き散らしてまた芽を出してくれました。
カボチャと思っていたら実はサツマイモだったとか、ピーマンは小ぶりに2個だけなったとか、楽しいこともあります。
ここで今一番、元気に生い茂っているのがルッコラ。
2年前に初めて植えて以来、その雑草パワーからずっと恩恵を享受しています。
肥料をやらなくてもどんどん伸びるし、枯れないように水を適度にあげるだけ。
売っているものと違って農薬の心配もありませんし、多少ふぞろいでもざわざわ生えているので食べ放題。
冬の足音が近付いてくるにしたがって、寒さで枯れる前に食べねば、という状態ですらさえあります。
サラダやパスタの材料として、ここのところはほぼ毎日大活躍。
イタリアンの食材として重宝しています。
平日も帰宅後にライトを点けて収穫です。
物色しながら手で根っこごと引っこ抜きます。
また種を撒き散らしてくれるよう、適度に残しておかないとね。
こういった日常の瑣末なことも、私の大いなる楽しみの1つでもあるのです。