The Texas Chainsaw Massacre: The Beginning
雨天の中、午後から渋谷をふらり散策です。
まずは映画館!
ということで渋谷東急に観に行ったのが『テキサス・チェーンソー ビギニング』。
前作はまぁまぁでしたが、さて今回は。
前作は、電ノコ振り回すレザーフェイスで映画史にその名を留める名作『悪魔のいけにえ』のリメイク『テキサス・チェーンソー』だった訳ですが、無謀とも暴挙とも呼ばれたリメイクが意外にもそこそこの評判だったからか、今回は食人一家ヒューイット家の歴史が垣間見えるという作り。
すなわちレザーフェイスの生い立ちは?
保安官ホイトの正体は?
などなど。
そういった辺りが明かされる前半は結構楽しめたものの、前作以上に残忍な描写が容赦無く増えただけで、恐くないし余り面白みも無かったかと。
まぁでも、最近のハリウッド映画に珍しくかなりスプラッターしていたので、そっちが好きな人には良いのかなぁ、などと思ったりしました。
でもオリジナル版って、直接描写が無いのに残忍で迫力があって恐かったのに。
これも退化でしょう。
ホイトをまたもや怪演するR・リー・アーメイの素敵なアドリブ連発は笑えます。
初日14時30分からの回にも関わらず、劇場は30人くらいの入り。
その内、女性連れが何組かいましたが、彼女たちはここまで悪趣味映画とは予想していなかったのでは?
実は私もなのですけれども。