平成よっぱらい研究所
ゴールデンウィーク前に友人から借りた、二ノ宮知子の『平成よっぱらい研究所』を読みました。
のだめで有名になる前、1996年の著作。
雑誌に連載されたものを抜粋して24編を抜粋した短編集。
著者の酔っ払いの日々を描いたノンフィクション(?)です。
よく酔っ払うと性格が豹変する人がいませんか?
私の友人や知り合いの中にもいます。
普段は大人しい酔っ払い友人を車で自宅まで送ってやろうとしたら、運転中に後部座席から首を絞められたことがあります。
普段抑圧されているんだろうなぁ、と思うのは私だけではないでしょう。
この漫画の場合、主役(=二ノ宮知子)は人が変わるのかどうか分かりません。
普段からかなりお気楽な性格のようだから。
しかし飲むわ飲むわで大騒ぎ。
野球拳で裸になるわ、夜中にギター弾きながら歌ったり、いつの間にか旗持って帰るわ、ガチャガチャ買い捲るわ。
まぁネタバレになるのでここでは余り書きませんが、いやいや、よくもまぁここまでやるわという騒動ばかり。
特に笑ったのはガチャガチャで出したアンパンマンの話。
ギャグの切れはこの頃からあったのですねぇ。
但し内容全てが笑える訳でもなく、結構引いたエピソードもありました。
ちょっとヤリ過ぎなのでは・・・と思えるものもあり、あまぞんさんでは本気で怒ったレヴューを書いている人もいました。
まぁ、そこいら辺で好みが分かれる本でもあります。
それにしても、のだめの作者の破天荒な若き日は予想だにしませんでした。
ちょっとした驚きです。
- 作者: 二ノ宮知子
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2003/03/01
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- 作者: 二ノ宮知子
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