days of cinema, music and food

徒然なるままに、食い・映画などの情報を書いていきます。分館の映画レビュー専門ブログhttp://d.hatena.ne.jp/horkals/もあります。

カルボナーラ


私の苦手料理の1つ。
スパゲテッィ・カルボナーラです。
作り方自体は簡単なのですが、火の通し方が難しい。
火を通し過ぎないと生っぽいだけになりますし、火を通し過ぎると固まっていり卵のようになります。


しかしこの日はドンピシャ。
上手く出来上がりました。
ベーコンではなくパンチェッタを使いましたし、それなりに気合を入れていたから、というのもありましょう。


古代ローマ帝国時代からあるというこの料理。
日本ではお馴染みの料理も、本場イタリアでは殆ど食べられないというのも面白い。
名前は知っていても、古過ぎて実際には食べないのだそうです。
シェフのカルミネさんも、来日するまで食べたことが無かったそうですから。
第一印象は「卵がドロドロして気持ち悪い」というものだったとか。
外国の方でポピュラーなのも興味深いことです。
日本ではドロドロ卵を好む傾向にあるからなのでしょうね。


さてこの日は本場の古式ゆかしい作り方ではなく、生クリームを使ってマイルドに仕上げました。
黒胡椒をたっぷりとその場で挽きましょう。