days of cinema, music and food

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Mission Galactica: The Cylon Atack


バトルスター ギャラクティカ』改め、DVD『ギャラクティカ』への期待も高まりますので、懐かしいパンフレットを引っ張り出しました。
宇宙空母ギャラクティカ サイロン・アタック』は、1981年6月13日発行。


ページ数は表紙含めて20ページ。
表紙に描かれている戦闘機コロニアル・バイパーの機首からして、実物と違うのが昔の広告用イラストらしいです(本物はこの日記の写真参照)。


内容も批評など全く無く、作品紹介、キャスト紹介、ちょいとプロダクション・ノートが書かれているくらい。
そのプロダクション・ノートも、セット用にコンピュータをたくさん入手したとありますが、単なるセットなのですからアヤしい記載に思えます。
カラー写真はそれなりにありますが、内容の薄っぺらさは否めません。
元がテレビシリーズですから、左程書くことも無いということなのでしょうか。
この映画、実はテレビシリーズの抜粋再編集版を、ヨーロッパ及び日本で劇場公開したものなのです。



映画の内容はさっぱり記憶にありません。
サイロン軍の攻撃でギャラクティカが損害を受け、艦長アダマが重症を負うのは憶えているのですが。
パンフレットの詳細な物語紹介を読むと、船団率いるギャラクティカが、人類の生き残りである空母ペガサスに出会うものの、功名心にはやるペガサス艦長(演ずるのはジェフ・ブリッジスボー・ブリッジスの父親ロイド・ブリッジス)に苦労しながら、共闘してサイロンの攻撃をかわすというもののようです。
後に放映されるテレビシリーズも観ていたのですが、こんなエピソードあったっけ?と思いました。


今は無き巨大劇場の渋谷パンテオンまで、弟と共に父に連れて行った思い出の映画でもあります。
映画の内容は記憶に無くとも、大きな看板、柱のガラスケースにあったポスターなど、劇場の様子は覚えています。
当時は非常に楽しく観られましたが、きっと今ではそうはいかない出来なことでしょう。
こうして見ると、映画とは体験であり、楽しい記憶と結び付いているものなのですね。
言ってみれば過去志向のメディアなのかも知れません。


まぁですが、時には過去に浸るのも良しとしようではないですか。


こちらはオリジナルのテレビシリーズ。


こちらはリメイク版(”リ・イマジネーション版”とでも言うのか)テレビシリーズ。