Ace of Base "The Sign"

ここのところ、ロンドン・キャスト版『マンマ・ミーア！』を車で流しています。
『マンマ・ミーア！』と言えばABBA。
ABBAと言えばスウェーデン。

その繋がりなのでしょうか。
ここ数日、脳内をぐるぐる回っている曲があります。

今から16年程前に、同じくスウェーデンから世界的超大ヒットをかっ飛ばしてデヴューした、エイス・オブ・ベイスの第2弾シングル『ザ・サイン』です。

↓これを視聴したら最後、あなたも脳内でメロディがぐるぐる回る筈です（^^;

新しい人生を始めたの
私のことなんか気付かないでしょう
それがとっても嬉しい
私みたいな人間はあなたに夢中にならないの
知ったことじゃないわ
あなたが私のただ1人の男だなんて
もううんざりだわ

啓示が見えたの
それで目が開かれたのよ
啓示が見えたの
人生とは理解なんかされないで骨が折れるもの
啓示が見えたの
それで目が開かれたのよ
誰も自分がいるべき人生に引っ張り上げてくれやしない
自分がいるべき人生ってどこにあるの

青白い月の下で
私は何年も疑問に思ってた
あなたがどんな人なのかって
あなたみたいな人は私に喜びを与えてくれないわ
青白い月の下で
たくさんの星が見えるわ
もううんざりね

啓示が見えたの
それで目が開かれたのよ
啓示が見えたの
人生とは理解なんかされないで骨が折れるもの
啓示が見えたの
それで目が開かれたのよ
誰も自分がいるべき人生に引っ張り上げてくれやしない
自分がいるべき人生ってどこにあるの

啓示が見えたの
それで考えが開かれたのよ
あなたと別れて生きてくのが幸せだって
あなたを捨てたわ

啓示が見えたの
それで目が開かれたのよ
啓示が見えたの
人生とは理解なんかされないで骨が折れるもの
啓示が見えたの
それで目が開かれたのよ
誰も自分がいるべき人生に引っ張り上げてくれやしない
自分がいるべき人生ってどこにあるの

啓示が見えたの
それで目が開かれたのよ
啓示が見えたの

元の歌詞はこちらにあります。

• ACE OF BASE: The Sign lyrics http://www.lyricsfreak.com/a/ace+of+base/the+sign_20003645.html

歌詞が単純なのはABBAと同じですね。
母国語が英語でないのでこうなるのかも知れません。
しかし単純な繰り返しメロディと単語で覚えやすく、当時はビルボードで連続10週間ナンバー1の大ヒット、年間1位の座となりました。
このデヴューアルバムは全世界で2,300万枚も売れたので、最も売れたデヴューアルバムとしてギネスブックにも載っています。
国によってアルバム名が違うのですが、日本版ジャケットには『The Sign』と印刷されていても、邦題は『オール・ザット・シー・ウォンツ』と、第1弾シングルの曲名と同じものが名付けられています。
第2弾シングルとしてバカ売れしたのがこの曲です。

そう言えば女性2人のツインヴォーカルに男性2人、女性は片方がブロンドなので、やはりABBAと比較されていました。
日本版ライナーノーツには、ヴォーカルのジェニー（ブルネット）を姉、リン（ブロンド）を妹と記してありますが、実際には逆だそうです。
リンが姉、ジェニー（本当はイェニーと読むのだろうけど）が妹だそうです。
メンバーはその1つ違いの姉妹と、長女の5つ年上の太めな長男、イケメン風の兄貴の友人という4人で編成されています。
が、最近はリンが脱退して3人で活動しているようですね。
リンの高めの声とジェニーの可愛い声の取り合わせが良かったのに、残念です。

オール・ザット・シー・ウォンツ

音質は余り良くないし、アレンジもシンプル。
何しろ音数が少ない。
当時としても既に「古い」アレンジでしたが、そこら辺の野暮ったさが素朴である意味新鮮だったと思います。
大体にして、どの曲もメロディが良かった。
どこか悲しげでありながら覚えやすくて。
未だに数曲覚えているくらいですから。
まぁしかし、ダンスポップスをレゲエとして売ろうとしていた日本の宣伝方針は、かなり無理無理で苦しかったと思います。

ベスト盤が2枚も出ているのですね。

グレイテスト・ヒッツ?Singles Of The 90s

グレイテスト・ヒッツ

アルバムは4枚しか出していないのだから、レコード会社にとっては美味しい商売ですね。