心肺蘇生法及びAED操作講習会
先日、社内にて講習会が開催されたので受講して来ました。
去年も消火器訓練を受講したのですが、世の中何があるか分かりませんからね。
何らかの知識としてあった方が良いと思ったので、受講して良かったです。
AEDとは、自動体外式除細動器(Automated External Defibrillator)のこと。
心臓が小刻みに振動して全身に血液を送り込めない場合に、自動的に傷病者の状態について解析を行い、必要に応じて電気ショック(除細動)を与えて心臓の動きを戻すよう試みます。
以前は救急隊員しか使用出来ませんでしたが、法律の改正によって2006年以降は一般市民の使用も許可されるようになりました。
最近は公共施設等にも設置されているのを見掛けますね。
まず、総務による蘇生法実演・ポイント講習後、各自で実演を行いました。
最初は各自2人1組に分かれて下記手順の1.から3.までを行い、その後、全体で4組に分かれ、ダミー人形を使って下記手順の1.から9.を行いました。
手順・注意点等は次の通りです。
- 倒れている傷病者発見後、周囲の安全を確認する。
- 出血していないか確認する。出血の場合は、感染予防の為に素手で触らないようにした上で、手で押さえる等して止血を試みる。
- 肩を叩きながら、耳元で「もしもし」と3回声を掛ける。1回目は小さ目に声を掛け、2回目、3回目と徐々に声を大きくしていく。
- 周囲に人がいたら、「119番お願いします」「AEDお願いします」と、依頼する。その際は具体的に「あなた」「茶色のスーツの方」などと指定して、責任感を持たせる。そうでないと動いてくれない場合がある。
- 傷病者の顎を上げ、頭部を下方にずらす。傷病者の口元を頬に寄せ、呼吸の確認を行う。耳と皮膚感覚で呼吸を感じられるか、目視で胸が上下しているか、確認する。
- 呼吸が無い場合は人工呼吸を2回行う。その際、空気が逃げないように鼻を摘む。感染予防の為、直接の皮膚接触は避ける。ティッシュペーパーを傷病者の顔に被って、口の部分に穴を開けて行うと良い。
- 息・咳・身体の動きが無かったら、30回の心臓マッサージを行う。両乳首の真ん中の位置に、手の平の根元(体重を掛けられる場所)が来るよう、両手を重ねて置き、強くリズミカルに垂直に押す(1分間に100回のペース)。肋骨が折れても構わない。吐しゃ物が傷病者の口から出る場合もあるので注意。
- AEDもしくは救急車が到着するまで、6.と7.を繰り返す。
- AEDが到着した場合は、AEDの音声ガイダンスに従って操作を行う。
心肺蘇生法は思っていたよりも手順が多いですね。
やる事が多いので、一度で記憶するのは難しい。
実際、自分が行う番の際は、手順を抜かしそうになりました。
また、各手順には注意すべき点があり、記憶するのをより一層難しくしていました。
訓練用ダミー人形は2種用意されていました。
1種は上半身のトルソ状態のものでセンサー等は無かった模様です。
もう1種は全身があり、各センサーによってランプが緑または赤に点灯します。
例えば、胸骨を押す位置や吹き込む息の量が不適切だとランプが赤く点灯し、適切だと緑に点灯するといった具合に。
胸骨を押す位置に関しては、私も含めて中々緑に点灯しない人が多かったです。
2度目にやったときはあっさり緑に点灯しましたが、これは一度やってみない
と、コツを掴むのが難しいと感じました。
社内だけではなく、実際に街中等で突然倒れた人に出くわす可能性もあります。
そういった際に役立てれば良いのですが、特に心配蘇生法の難易度は高めで、1度の受講で完全に習得するのは難しい。
何度か受講した方が良いです。
一方、AEDは音声ガイダンスに従えば良く、また操作自体はかなり簡単でした。
音声ガイダンスも手順説明を2回繰り返すので、多少慌てて聞き逃すことがあっても、全く操作が分からず往生する、等という可能性が押さえられているのに感心しました。
それにしても、総務への内線119番が週に1-2回は掛って来るとは。
その際は念の為に、必ずAEDを持って出動するとのこと。
社内に何人いるのか分かりませんが、疲れ過ぎで忙しいとか、体調不良を押してまで出社している人がいるとか、なのでしょうか。
この事業所の従業員数は1万人ぐらいだそうですので、驚くに値するものでもないのかも知れません。
それでもちょっと驚きました。