days of cinema, music and food

徒然なるままに、食い・映画などの情報を書いていきます。分館の映画レビュー専門ブログhttp://d.hatena.ne.jp/horkals/もあります。

ディナー@L'EROE OVEST(レロエ オヴェスト)



オーガニックカフェ SO.WAで食事後、買物に行き、ジムで一汗かきます。
運動しないと豪勢な食事も身体に悪いだけですからね。
今夜のディナーの後は、暫く豪華な飲み食いは控えましょう。
先日のアルティと両天秤にかけたものの、やはりこちらも来たくなったのでディナーに行きました。
意外にもディナーは丁度1年ほど前だったのですね。
無論、電話で予約を取りました。


今日もシェフお薦めのコースをお願いしました。
何が出て来るのか楽しみです。
スパークリングワインで乾杯後、まずは前菜が出て来ました。


バーニャカウダ。

Soffioとは全く違うソース。
バターの味が濃厚です。
余ったソースはパンに付けて頂きましょう。
相変わらず野菜が美味しいお店です。


まずは白ワインを出して頂きました。

やや辛口、でも甘味もあって飲み易かったです。
この日も料理に合うワインをグラスで出して頂きました。


前菜の数々。

左から牡蠣の香草焼き、茄子のトマトソースと水牛モッツァレラ焼き、オニオングラタン・スープ、スズキのカルパッチョ、ラムのグリル。
牡蠣は殻は1つなのに身が2つも入っていました。
嬉しいですよねぇ。


次のワインはまた白。

2007年もののワイン。
鮮烈だけど嫌味が無い味。
相変わらずソムリエの方の緩急自在な御もてなしが嬉しい。

今度は色々と混ぜてあるワイン。
酒に強くとも、この辺になると空きっ腹にワイン攻勢で少々酔って記憶も薄れて来ます。
気分は変わらないのに悔しいなぁ。
でも良いのです、素敵な時間を頂けたのですから。


帆立とトマトソースの冷製カッペリーニ

ソースには粒マスタードが入っています。
トマトとマスタードって合うんだ…と思いましたが、よく考えるとホットドッグだってマスタードケチャップですからね。
合うのは当然だ、と勝手に納得しました。
きりりと冷された食器類が温かくなる前に頂きましょう。


今度はソーヴィニオン系の白ワイン。

こちらも2007年もの。
今日はよく考えると(考えなくともですが)白ワイン攻勢ですね。
魚介系が多かったからでしょう。
こうして一皿一皿、料理に合ったワインを出して下さると、こちらも益々嬉しくなります。
パスタは白身魚とフカヒレのパスタ。

魚とパスタが皿の中で混ざり合い、口の中でとろけるよう。
シェフお手製のお皿も相変わらず良いです。
見た目も食をそそる皿に美味しい料理を載せられると、美味しさが何割も増しますよね。
自宅で持帰りの惣菜を食べる場合も、何かお皿に載せると美味しさが違います。
別に高くなくとも良いのです。
ただ、お皿に出すだけでも全然違う。
お皿は本当、大切ですよね。


こちらも2007年ものの白ワイン。

もっとワインを表現する自分の知識と語彙が豊富だったら…と呪いますね、本当に。
パスタはイワシソースの手打パスタ。

濃厚なソースはピリリと唐辛子が効いています。
当然の如く、ワインも進みます。


今度は赤ワイン。

本日初めての赤ですね。
それに合うのは…鶏とトリュフのパスタ。

パスタの中には鶏たっぷり。
濃厚かつクリーミーなソースも本当に美味しかった。
ワインだけではなく、パンが進みます。


メインのお魚。

オマール海老との取り合わせに合うのは、こちらの白ワインでした。

皮がパリパリの魚に、プリプリのオマール海老。
トマトの酸味がまとめ上げます。
そしてワイン。
魚に負けずない自己主張でありながら邪魔しない。
こういう組み合わせを考えてくれて、本当に感謝です。


飛騨牛ステーキとフォアグラ。

ポテトのピューレ、白と緑のアスパラガスなど野菜が縁の下の力持ち。
赤ワインはこちらでした。

こちらはややどしとしたもの。
ワインを安心してお任せ出来て、最後まで幸せな時を過ごせました。


デザート、そしてエスプレッソで〆ましょう。


今日は娘を連れて行きました。
子連れに寛大なお店なので有難い。
お店のスタッフの方々だけではなく、住宅街にあるからか、お客さんも寛大なように感じます。
今日は隣席に品の良いおばあちゃんと、そのお孫さん(多分夫婦)の3人が、娘の相手をして下さいました。
娘のお陰で隣席のお客さんとお喋り出来たりするのも、お店の持つ雰囲気にあります。
美味しいのに気取らず、上品なのに気安い。
この雰囲気を作り上げるのは、スタッフの方々だけではなく、客である我々自身にも掛かっています。
お店を育てる、等と言うのはおこがましいかも知れませんが、少なくとも素敵なお店の雰囲気を壊さないよう、楽しみたいと思いました。
今度はあかろんさんやいなちゃんも連れて来たいなぁ。
ともあれ暫くはまた、平日は魚中心の質素は食事で過ごし、たまにはこうして豪勢な料理を楽しみましょう。
それまで、健康でいなければなりません。