days of cinema, music and food

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Monsters vs. Aliens


今日は有給を取って近所のシネコンまで『モンスターVSエイリアン』を観に行って来ました。

朝9時半からの回は8人の入り。
日本語吹替え&3D上映になります。
この近所では吹替え版のみの上映で、字幕版はありませんでした。
リース・ウィザースプーンキーファー・サザーランドの声も聞きたかったですが、ま、それはまたの機会にしましょう。


宇宙からのエイリアン侵略に対し、密かに米軍によって捕獲されていたモンスターたちが立ち向かう、というもの。
ヒロインは結婚間近に隕石に当たって49フィートの巨大女となった女性。
声はベッキーが吹替えていました。
話題作りとしてのタレント起用が見え見えだったのですが、実際に聞いてみると意外にも好感が持てました。


モンスター達の設定が、往年のB級空想科学・怪奇映画へのオマージュとなっています。
ヒロインは『妖怪巨大女』(『Attack of the 50 Foot Woman』から1フィート足らない(笑))だし、仲間たちも『蠅男の恐怖』やら『大アマゾンの半魚人』やら『マックィーン絶対の危機』やら『ゴジラ』&『モスラ』やらが元ネタでしょう。
その他にもSFネタがてんこ盛り。
大統領が宇宙からの巨大ロボット相手にコミュニケーション取るときには、『未知との遭遇』転じて『ビバリーヒルズ・コップ』になるのも見せ場です(笑)。
知らなくても笑えますが、知っているとさらにニヤニヤしてしまいますね。
敵役エイリアンも昔懐かしい造形なんですが、そのクローンたちの挙動も大笑いです。
頭が悪くて憎めません。


後半、やや中だるみを感じるところもありますが、終幕は笑いとアクションの連打で復活。
全体的にはかなり楽しめました。
3D効果は最近の映画らしくよく出来ています。
これ見よがしの効果は序盤のピンポンのくだりくらいで、これは3D映画としての掴みでしょう。
後は無駄な効果使用は殆ど無しで、映画の内容に集中出来るようになっていました。
自宅で観る際には3D映画ではなくとも、映画そのものが面白いので楽しめるのではないでしょうか。