days of cinema, music and food

徒然なるままに、食い・映画などの情報を書いていきます。分館の映画レビュー専門ブログhttp://d.hatena.ne.jp/horkals/もあります。

OSTERIA PACE(オステリア パーチェ)@あざみ野 or 江田


映画を観た後はこちらでランチを取りました。

初めてのお店はわくわくさせられますね。
イタリアン・レストランになります。
店内でまず目を引くのは、白くて丸い石を敷き詰めた壁。
そして白くて丸みもあるソファ。
モダンでありながら温かみのあるインテリアですね。
座り心地も良いので、料理も楽しみです。


テーブルに案内されると、シェフからの手書きカードが置いてありました。
「Horkaサマ 本日はご予約ありがとうございます。一品一品、心を込めた料理をお出ししたいと思っています。ごゆっくりお過ごしください。」
気遣いも嬉しいので、料理にも期待したくなります。


ランチメニューはシェフのおまかせコース(2,100円)にしました。
まずは前菜盛り合わせ。

前列左からカプレーゼ、ブロッコリのペペロンチーノ、茄子のソテー・バルサミコソース。
真ん中は茸の白ワイン煮。
後列左から生ハム(18ヶ月熟成もの)、カボチャの赤ワイン煮。
上品だけれども味付けはあっさり風していました。
どれも美味しく、スパークリングワインが進みます。
生ハムに質の良いエキストラ・ヴァージンのオリーヴ油を垂らして食べるの、自宅でもやってみよう。


ムール貝、浅利、蛤の塩パスタ。

パスタに魚介の味が染み込んでいてとても美味しい。
皿に残ったソースはパンに付けて頂きました。


ラザニア。

トマトソースとホワイトソース、とろけたチーズとパスタの彩りが綺麗ですよね。
レストランでは余り出ない料理ですが、頼むとくどかったりするものが多いのに、これはどっしりしているのにくどくない。
外で久々に本当に美味しいラザニアを食べた気になりました。
と同時に、母親が子供の頃に作ってくれた味を思い出しました。
そうですか、これがイタリア男の言う「マンマの味」ですか。


ポルチーニ茸のリゾット。

11年前のイタリア旅行で自分たち用の土産は、たんまり買った乾燥ポルチーニでした。
高級なので日本で買うと高いのですよね。
帰国便にチェックインするとき、この袋を見たイタリア人アテンダントが「これ、美味しいネ」と言ってくれました。
そういったことを思い出させるこの料理は、もちろんとても美味しかったです。
これもくどくなく、あっさり目の味付けでした。


ピッツァはマルゲリータ

この近所では厚焼生地の美味しいピッツァを出すお店は幾つかあるのですが、薄焼き生地で美味しいピッツァを出してくれる店は寡聞にして知りませんでした。
でもこのピッツァは本当に美味しかった。
こちらのシェフは以前、窯のあるお店で働いていたそうですが、このお店は窯が無い。
でもオーヴンで美味しいピッツァを焼くコツを見つけたとか(以上、公式サイトから)。
公式サイトには可愛い娘さんが、お父さんのピッツァを食べている写真があります(^_^
生地もソースも美味しかったなぁ。
また食べに来たいなぁ。


牛モモ肉のソテー。

メインはどっしりと。
でも味はあっさりと。
肉自体が噛めば噛むほどに味が出て来ます。
焼き加減もグッド。
最後を美味しく〆てくれました。


デザート盛り合わせ。

全てシェフが作っているそうです。
さっくりと、でも素材の良さを引き出していました。


店内は近所のお金持ち風の主婦の集いが6人、後から同様な感じの主婦3人が来て、かなり盛り上がっていました。
この値段でこの量と質は相当に安い。
というか、大丈夫なのでしょうかとこちらが少々心配になっていまします。
3連休の最終日、7月20日(旧海の日)月曜日が11回目の結婚記念日なので、その前祝いとしてのランチ。
事前にお願いしていたメッセージ付きデザートも別に作って頂きました。
丁寧な対応と、とても美味しい料理の数々で楽しい時間を過ごせました。
ディナーも来てみたいし、まだまだピッツァやパスタも色々と食べてみたい。
ご馳走様でした。