days of cinema, music and food

徒然なるままに、食い・映画などの情報を書いていきます。分館の映画レビュー専門ブログhttp://d.hatena.ne.jp/horkals/もあります。

BDP-LX91とホームシアター・グレードアップ計画の事始め


先日導入されたBDP-LX91は、やはり良い機械ですね。
まだ映画1本をじっくりと観る機会が無いのですが、ちょこちょこ何枚かディスクを掛けてみました。
画の立体感もあるし、音が良いです。
CDも中々良い感じ。
がんがん音量を上げたくなります。
もちろん、オーディオショップなどで聴くウルトラハイエンドのシステムには負けますが、少なくとも我が家始まって以来の音質なのは間違いありません。
意外だったのはメインスピーカS-LH5aの健闘振り。
今まで聴いた事も無い、活き活きとした音を出してくれます。
オケものを聴く時に音量を上げても、低域が飽和することなく、結構歯切れ良くなっているのです。
これはプレイヤーだけではなく、AVアンプSU-XR700のサンダーロン効果も出ているのではないでしょうか。
今まで使いこなしていなくて、ごめんなさい。


但しBDP-LX91の使い勝手も満足ではありません。
最大の不満はリモコン。
ボタンは暗闇で薄ぼんやりと蛍光剤で光る程度、しかも肝心のボタンが小さいのでよく見えません。
今のところ、いちいちプロジェクター天吊り器具に付いている照明用のリモコンで、手元の灯りを付けて操作しています。
ハイエンド機だったら自照式にしてもらいたいもの。
かつてのPioneerのLDプレイヤーでも中級機以上は自照式だったかと記憶しています。
そこまでの余力が会社に無いのでしょうね。
またリモコンをどこに向けても効くPLAYSTATION 3Bluetoothに慣れていたので、自分の左後方にあるプレイヤーまでいちいちリモコンを向けるのも面倒。
ちょっとした事ですが、こういったことが気になるものです。
PS3に比べて本体の動作が相当に遅いのは、思っていたよりも気になりません。
画が出て来るまでちょっとわくわくします。
また動作音もPS3に比べてかなり静かのようです。
発熱も同様に抑えられています。


さて今回のグレードアップ計画。
そもそもはプレイヤーのLX91購入に加え、AVアンプSC-LX90もしくはVSA-LX82のどちらかを買おうと思っていたことに端を発します。
さらには幸いにも私の誕生祝も兼ねることになったので(つまりは資金追加です、妻よありがとう!!)、色々と検討してみることにもなりました。
LX91とLX90の組み合わせの素晴らしさについては、昨年のアークスでの視聴会で体験済みです。
LX82はAV誌で散々書かれている「PQLSマルチチャンネルサラウンド」というのが気になっていました。
もっともLX91はそやつに対応していないので、さてプレイヤーはどうするのか、という問題はありましたが。
LX90とLX82のどちらが音が良いの??という疑問は、昨年書いた記事の通りです。
これに関しては、AV専門店アバック新宿店で国内主要AVアンプが試聴出来るようになったそうですから、これからの購入を検討される方は実際に聴き比べが出来ますね。
また、take51さんが記事にされていましたので、こちらも参考になるかと。


ともあれこれについて、一体どれが一番良いのか色々自分で調べても分かりません。
何しろAV専門誌は太鼓持ち記事が殆どで比較は殆ど無いし、ネットでも実際に聴き比べた人は居ない状態です。
そこでアークスの白須さんに質問メールを書いたのが始まりです。
「LX91購入に加え、AVアンプSC-LX90もしくはVSA-LX82のどちらかを買おうと思っている」との前提で、LX91のアナログ接続にも興味を持っている旨伝え、以下のような質問をしてみました。

  • LX91のアナログ接続でLX90もしくはLX82にしたらどんなものでしょうか
  • LX90とLX82は価格が全く違うけれども、差はどんなものでしょうか

白須さんの返事は簡潔明瞭でした。

  • LX91のアナログ出力は最高です。AVセンターのDSPはゴミになります。
  • LX90とLX52の差は歴然とあります。比べても意味がありません。

こういうときに懇意にしているAV専門家が居て良かった、とつくづく思います。


白須さんに電話を入れて、新しいアークス店舗に行ってLX91のアナログ接続の実際を確認したのは、既報の通りです。
これでLX91のHDMI接続に見切りを付け、それと同時に白須さんにホームシアターのグレードアップのプランニングを依頼。
予算に加え、次のような条件を出しました。

  1. CPが良いこと
  2. 画・音が高解像度であること
  3. 長時間、ある程度の音量を上げて聴いても聴き疲れしないこと
  4. 数年経っても陳腐化しないこと
  5. 操作が煩雑でないこと


プレイヤーとアンプだけではなく、スピーカの性能にも左右されるのは承知していますが、まずは現行のスピーカで上記が満たせれば、と。
以前にも書いたように、スピーカのS-LH5aは妻からのプレゼントでもあります。
これは外せないな、と。


「3」は「2」と矛盾しないのが良いです。
高解像度でハイスピードでも、長時間聴くと疲れるのはNGです。
往々にして、ぱっと聴くと凄い音でも、実際に自宅で長時間聴いたら疲れそうだな、という音には良く出会うので、それは避けたいところ。
これもスピーカに左右されることではありますが。
そちらは将来のグレードアップのつもり、ということで。


「4」は、以前からAVアンプのDSP機能は、あっという間に流行廃りが激しい、と思っていました。
よってアンプの基本性能として音が良いものが前提となります。


「5」は私の不在時でも妻が気軽に使えるように、との配慮です。
特に機器の切り替えが1操作で出来るのが理想です。


上記の条件の上で、白須さんの案を幾つかと、それらの見積もりをお願いしました。
○頂きたいもの
・機器のラインナップ(組み合わせ)
・それぞれの組み合わせの長所・短所
・見積もり(工賃等込みで)


さて白須さんのプランニングとはどんなものなのでしょうか。
うーん、ひょっとしてハイエンドなアンプとか!?
つ、ついにアキュフェーズとかが来るのか??
しかし今のシステムと整合性が…それに、ぽんぽん買い換えるのは趣味ではなく、出来れば長く使いたいし…などと妄想したり悩んだりしたりするのも、また楽しいものです。


と、こんな依頼を出してから2週間後、白須さんの出して来たプランニングとは…
はい、かなり驚きました。
ということで、この続きはまた。