days of cinema, music and food

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なでしこジャパン、ワールドカップ初優勝!!!!!!!


これは凄い事ですよ。
普段、スポーツ観戦しない私も(正確には娘が生まれてから出来なくなった)、ワールドカップは観戦するようにしています。
以前にも書きましたが、4年周期でささやかなナショナリストとなって自国を応援する訳ですね。
さて、世界ランク1位でしかも日本がかつて勝てた事のない強豪アメリカ相手の決勝戦
ほぼ徹夜状態、明け方近くの3時45分からのキックオフを見ましたよ。
手に汗握る熱戦も、失敗を恐れない攻撃的な球運びが印象に残りました。
男子よりも強気に見えたのは気のせいなのでしょうか。
明らかに体格とスピードではアメリカに見劣りしますが、猛攻をくぐり抜けてからの攻めが光りましたね。
前半0-0、後半は失点から追い着き、1-1でまさかの延長戦へ。


ここで爆睡していた妻を起こして応援。
1-2と勝ち越しを許すと、妻は「自分を起こすと負けちゃうよ」。
そうでしたか…貧乏神でしたか…(-_-;
しかしここで追い付くと、思わず妻とハイタッチ!
ワールドカップって何故か観る方もエキサイトしますね。
娘が階上で寝ている中、大人2人で思わず声が出て応援してしまいます。
先制点を入れたアレックス・モーガンと、世界一と解説されていたゴールキーパーホープ・ソロの美貌についても、妻と盛り上がってしまいました。


延長戦でも決着が着かずPK戦に。
昨年、男子パラグアイvs日本戦でも言いましたが、PK戦では良い思い出がありません。
しかしここはもう、決めてもらいましょう!
そしてまさかの勝利。
やったぁ〜〜〜〜〜〜っっっ!!!


嬉しい筈なのに現実感に薄かったです。
何故なんでしょうか。
ツイッターのタイムライン上で同じ感想を抱いた方もいたようで、これを「夢心地」と言っていましたが、ナルホド、そうかも知れません。


それにしても大熱戦、日本もアメリカもよくやった。
アメリカは今回、幾分か調子を落としていたという事ですが、それでも底力を見せ付けました。
特に後半ではへばっていたように見えたのに、延長戦になるとそれが薄れ、ビシッとした雰囲気を醸し出しています。
これは地力というものでしょう。
しかし果敢にチャレンジし、撃破した日本はさらに凄かった。
特に澤の体力。
あれだけ動き回ってへとへとだったろうに、最後まで頼り甲斐のある動きを見せていましたからね。
妻も「澤って、まだ代表にいるんだ」という32歳のヴェテランが、ですから。
いやぁ、本当に凄いや。


ゲーム終了後、「次はスタイリッシュに勝ちたいね。日本はお洒落に気を使う余裕も無さそうだし。アメリカのように、如何にも彼氏とかいそうなお洒落なチームを目指すべき。そうすれば憧れて競技人口も増える筈」とは妻(^-^;
確かに先に述べたモーガン、ソロと、アメリカは美女も擁していましたからね。
因みに彼女はド根性系高校バスケ部出身です。
もちろん、先の発言は冗談ですよ。


それにしても。
アメリカはサッカーの競技人口がかなりある、とは言われていました。
今朝の朝日新聞朝刊によると、男女平等の考え方から、殆どの大学にも女子サッカー部があるそうです。
だから裾野が広い。
その中から選ばれた選手となると、それは強いのは当然でしょう。
一方の日本。
まだまだ女子サッカーはマイナーなスポーツです。
今度の優勝でプレイヤーも増えるでしょうが、一時のものになるのかどうか。
女子サッカー云々だけではなく、スポーツもまたれっきとした文化だ、という考えがもっと一般にも浸透して、そこから政府のスポーツ政策にも反映されるようになる社会が来ると良いものです。