金環日食
久々の宇宙イヴェントである金環日食。
朝から日食観察用グラスを用いてご覧になった方もいらっしゃる事でしょう。
父の影響で子供の時分から宇宙好き、プレゼントに天体望遠鏡をもらって大喜びしていた者としては、見逃せません。
という筈でしたが、市販の日食用サングラスは目を痛めるものも多かったらしいですね。
そんなこんなで買いそびれてしまいました。
しかし裏技はあるのです。
当日朝7時半前後は予報通りに曇天ではありましたが、雲間から太陽が覗いていました。
そこでデジカメで撮影してからプレヴュー、液晶ディスプレイのパネルをタッチして拡大して見ました。
こう書くと面倒臭そうですね。
でもそんな事無いのですよ。
数秒のラグはありますが、観察には問題ありません。
まぁ望遠レンズが欲しかった所ですが、ここは我慢。
周囲が薄暗くなって来ると、大昔の人々が恐怖におののくのも分かる気がします。
朝7時台だというのに、近所では路上やベランダから日蝕を見ようとしている人々で賑やかでした。
幸いにも、私はちゃんと金環日食の瞬間を観る事が出来ました。
トップ写真がそれで、次の写真はそのアップです。
この間、娘は爆睡中。
まぁ目を痛めてもらいたくないし、それ以前に楽しいかどうかも分からないですからね。
日食はもう少し大きくなってから教えてあげますか。
今回の日蝕で思い出したのは、アイザック・アシモフの名作SF短編『夜来る』。
2千年に1度だけ夜が来る惑星を舞台にしています。
これ、読みたくて読んでいない本の1冊なのですが、今やプレミア価格なんですね…
- 作者: アイザックアシモフ,美濃透
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1986/11
- メディア: 文庫
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上記短編の長編版も、アシモフとロバート・シルヴァーバーグの共著で出ています。
- 作者: アイザックアシモフ,ロバートシルヴァーバーグ,Isaac Asimov,Robert Silverberg,小野田和子
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 1998/06
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もっと読書にも勤しまないと!