音の仲間
このところ、よく聴くCDがこれです。
何度も何度も聴いていますが、また最近、よく聴くようになりました。
↓ロード・オブ・ザ・リング オリジナルサウンドトラック
ご存知、第1章『旅の仲間』のサントラです。
作曲・指揮はハワード・ショア、演奏はロンドン・フィルハーモニック管弦楽団。
これ単体でも、3部作全部でも、どちらにしても映画音楽史に残す傑作ではないでしょうか。
不気味な指輪、牧歌的なホビット庄、金属的・暴力的なアイゼンガルド、勇壮な旅の仲間、幻想的なエルフ等など。
どれも明確なテーマがあり、その変奏が全編に散りばめられている趣向です。
弦、金管、木管、打楽器。楽器の豊かな音色とリズム。
絢爛豪華でスケール感があり、多彩で豊穣なる調べは、聴くものを捉えて話しません。
通勤時間に聴いているのですが、うるさくないので朝にもぴったり。
強力にお薦めしたいアルバムです。
映画本編を観ると、後の第3部『王の帰還』で大々的に聴けるゴンドールのテーマも、エルロンドの御前会議の辺りでさりげなく流れます。
そういった隠し味的な楽しみ方も、映画の魅力の1つですね。
因みに私が持っているのはこれ。
The Lord of The Rings: The Fellowship of The Ring - Original Motion Picture Soundtrack
NYで昨年購入したのですが、ジャケットが国内盤に比べて格好良くないなぁ、と思っていたら、日本ではこっちの方が高いのですね。