days of cinema, music and food

徒然なるままに、食い・映画などの情報を書いていきます。分館の映画レビュー専門ブログhttp://d.hatena.ne.jp/horkals/もあります。

マーケティングの基礎


昨日・今日と、今週最後の2日間は研修でした。
題して『マーケティングの基礎』。
マーティングは以前から興味のあった分野なので、楽しみにしていました。


研修講師はリクルート マネジメント ソリューションズの鈴木明さん。


60代の方で、前職は営業だとか。
とてもリラックスして落ち着いた感じに理路整然としたお話振りで、とても分かりやすく、楽しく、心地良かったです。


よく「顧客ニーズに応えろ」などと言われませんか?
私の会社でもそう。
教材に出てきた会社の事例で一番衝撃的だったのは、キーエンス
業績も良く、毎年優良企業のランキング入りしているこの会社は、開発と営業が一体となって顧客の現場によく行きます。
しかし彼らは、「お客さんの声=要望など聴かない」のです。
では何をするのか。
それは「潜在的ニーズ」の掘り起こし。


潜在的ニーズ」とは何か。
それは「創る」ものである。


かなり目から鱗が落ちる思いでした。
そうか、提案するということは、そういうことなのか。
つまりは新しい市場を形成する意気込みということか。


結局は、自分たちの顧客が誰か?その顧客にどのような価値を提供しているのか、を意識していないといけない、ということのようです。


アサヒとキリンのビール戦争や、ポテトチップスを生鮮食品として新たなスナック市場を生成したカルビーの独自路線など、講義も驚きに満ちていたし、演習自体も大変楽しかった。
そして、自分の考え方がちょっと変わりました。
引き続き業務中でも意識していきたいことを得られて、受講して良かったと思った次第です。


日頃の業務に追われるだけではなく、やはりどこかで吸収することが必要と思った次第。
仕事でも趣味でも、「勉強=新たに知ること」「それを自分なりに咀嚼して考えること」は大事ですよね。


隣の教室では、quattroさん講師の『七つの習慣』が開催されていました(以前、私が受講したときの感想はここ)。
quattroさんもお元気そうで何よりです。