days of cinema, music and food

徒然なるままに、食い・映画などの情報を書いていきます。分館の映画レビュー専門ブログhttp://d.hatena.ne.jp/horkals/もあります。

2016年映画総括


新年あけましておめでとうございます。公私ともに多忙で更新もままならぬ状況ですが、しずしずと進んで行きたいと思います。


さて、2016年は52回劇場に行って、合計50本の映画を観た。元旦に観た『フォースの覚醒』は2度目だったけれども、お正月らしい楽しさがあって幸先良いスタートを切れたと思う。総じて良い映画、面白い映画、楽しい映画が多く、いわゆる駄作には殆ど当たらなかったのも幸いだったな。
以下、観に行った映画のリストだ。


■2016年劇場鑑賞リスト(家族と吹替えで2度目に行ったのも含む)


特筆すべきは一家4人で、もしくは子供たちと観に行った回数が多かったこと。家族全員で行ったのは9本(私は行っていないが3人で行った『フォースの覚醒』は除く)、息子と2人で行ったのが3本もある。しかも吹替え版とは言え『フォースの覚醒』だけでなく『オデッセイ』とかも行ってるし。幸いにも子供たちは映画館で騒ぐタイプではなく、比較的大人しく映画に集中してくれるのも助かっている。20世紀フォックスのロゴを見ると、「あ! すたー・うぉーずだっ!」と息子がつい叫ぶのが習慣になったり、分からないと娘は質問攻めになる、というときもあるけれども。でもポップコーンの大サイズを1人で抱えて大人しく見てくれるのだから、やはり親にとって大助かりだ。


■かなり良かったし、大好きな映画


この世界の片隅に』は映画としても凄いと思う。今年のベストだ。あとの4本も素晴らしいし、面白かったし、鑑賞中は幸福な時間を過ごせた。


■かなり良かったし、好きな映画


■かなり楽しませてもらった映画


■楽しませてもらったとの印象がある映画(鑑賞順)


忘れてはならないのは、今年は面白いホラーを何本も観られたことだ。特に『死霊館 エンフィールド事件』は近年稀に見る娯楽ホラー映画として充実していた。これで上映時間が120分以内なら文句なしだが、手を変え品を変えの映像テクニックに、がっちりしたドラマも入れ込み、観終えた後に「あぁ面白かったし楽しかった」と単純に言える出来だった。また『イット・フォローズ』『10 クローバーフィールド・レーン』『ロスト・バケーション』『ライト/オフ』『ドント・ブリーズ』もアイディアのみに寄りかからず、最初から最後まで中だるみさせず観客を飽きさせない創意工夫がされていた楽しかった。もっとも『ドント・ブリーズ』は盲人を敵役に設定したにしては、その緊張感が希薄なのが残念だったけれども…。


今年のMVPは近所のM田さんだ。何と19本も主に深夜鑑賞に御付き合い下さった。出来不出来に関わらず、帰路での映画に対しての突っ込み会話が物凄く楽しい。またご一緒してください。


2017年もさらに良い映画、楽しい映画、面白い映画に会えますように!